世の中では意外な方達が事故で亡くなられたり、自殺されたりして右往左往している感があります。「さようなら」という言葉の意味どおりに「そのようなことならば仕方ありません。」と思うしかないと思います。
昨日、常連の患者さんで男性の方の霊視を頼まれたわけでもないのにふっとしてしまいました。
そうしたら苦虫を噛み潰したような表情のコワモテの武将の姿が視えてきました。「武田家家臣」らしいです。NHKの大河ドラマそのままだなぁ・・なんて思いつつ視ていると、どうもこの方は「輜重隊(しちょうたい)」と言って、前線に食料や薬、武器、火薬などの軍事物資を補給・輸送する部隊の責任者だったらしいのです。これは珍しいなぁと思いました。テレビドラマなどでは決して描かれない戦争の下積み部隊なわけです。
華やかな戦の名誉、誉れの部分ではなく、下支えの部分の責任者で足軽たちを常に叱咤激励して後方支援に徹していられた関係で、とても怖い人相ととてつもなく堅い性格になられたようでした。ただ、心根は意外と優しくて武勇にも優れ、部隊を襲ってくる敵方の部隊を蹴散らしたりしていました。意外と武田軍団の強さは、このような人によって支えられていたのかもしれません。
そして、「穴山梅雪所縁の者」というメッセージが聴こえてきました。この時は「穴山梅雪」という方のことはよく知らなかったのですが、後でネットで調べてみるとやはり武田家に所縁のある武将でした。NHKのドラマにはまだ出てきていません。信玄公の子供の時代あたりに活躍する方のようでした。
この現世の方も断食道場へ行かれたり、製薬会社に勤めておられたことがあったりして前世のこの武士の生活や仕事と縁のある生活をされておられて、人の魂の宿縁というものは何代にも亘って影響を与えていくものなのだなぁと改めて思ってしまいました。前世の武士も軍兵たちに食料を配って、自分は食べるのを我慢して断食のようなことを何度もしているのです。「自分を殺して、他を生かす」という仕事の鬼のような性格だったようです。

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