今日来られた患者さんは、男の方でしたが、前世では狼でした。つまり「大口真神」です。今も守護神として就いておられますが、過去世では荒神山の神としてテリトリーを守っておられました。この荒神山は、正確には三宝荒神山といって蔵王の近くにあります。
人と争いをして左肩に松明の火による怪我をおわれましたが、これは人がおびえて間違えて傷つけたものでした。
実は大口真神は、犬神として憑き神として嫌われてもいるのですが、これは捉える人の心が神の性質を変えてしまう悪い例です。
人も同じですが、こちらが善い人、善い神として接すれば必ず善い人や善い神になっていくものなのです。
何を甘いことを言っている?と言われるかもしれません。確かに覚悟が要ります。相当の覚悟はして思い込んで付き合っていけば、変わっていくのです。人の想いというのは、相当の力を持っているのです。神の性質を変えてしまうほどの。

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