これはmixiでも書いたことですが、自分でも納得がいった内容なので改めてここに書かせていただきます。
最初は筋肉と骨格のアンバランスの調整を操体法やなにやらで一生懸命にやっていたんです。
そのうちに何度治してもまた同じところがおかしくなって来られる患者さんの、その習慣性に疑問をもちました。
なぜ同じように筋肉と骨格がゆがむのか?
筋肉と骨格の近くにあるものが原因じゃないかと思いました。それじゃ内臓器官や神経組織がおかしくなるのかなと思い、東洋医学的に調べていったら「経絡」という内臓や神経の働きを表している存在に気づきました。
だけど、そこで「わかりにくい」や「実証性が低い」や「誰でもわかる・できる」といったことにこだわることにしました。
「真理とは簡明なものである。」という原理に気づかされたからです。
(後、名人技はいらない、治すだけで、それがどうしてそうなったのか患者さんに説明できない療法もいらないと思いました。)
で、アサンス指圧の永井先生に出会い、そのシステムが簡明で「気持ちよさ」に基づいたものだったので、ぜひにと弟子入りして学ばせていただきました。
2〜3年経って、今度は内臓や神経を歪ませる原因、経絡の異常の原因に興味が移りました。「氣」の存在が興味の対象になったのです。
そこで遠藤先生の「氣の経絡指圧」に出会いました。その指圧は奥深いものでした。邪気の誘導と排出をするためには、大変な自律訓練が必要で武道的・念仏的な心理コントロールを自らに与えながら指圧をしていく勉強が続きましたが、武道的な部分と自戒的な雰囲気に押し出されてしまいました。
しかし、氣に触れることは多少できるようになり、ひたすら患者さんの心に共感するように、「合氣」するように実践を繰り返すうちに氣といっしょにいろいろなイメージ情報が心に流れ込んでくるようになりました。触媒となってくれる特別な人やスクールの生徒さんの存在もプラスに作用して、スピリチュアルな世界を読み取れるようになっていきました。
それは患者さんの深層意識や超深層の「原意識」の情報であり、癒しの手助けになる情報だと私は信じております。
何故なら、大きな目に見えない存在に導かれて次々と新しいステージへ上がらせていただいてきた、その大きな目に見えない存在の意思を信じているからです。(ただし宗教的になりすぎるのは危険だと認識しています。それは大きな依存に繋がりかねません。心の自由を奪われては何にもなりません。)

4