最初に視えたのは「小豆」だった。何の事かわからずそのまま視ていると、相場師というものが視えてきた。
小豆相場を専門に投機をしていた明治時代から大正時代あたりの相場師が、その前世の姿でした。
一攫千金という夢を果たし、大金持ちになり、その後世間一般の筋書き通り転落して、病を得て早世した人でした。
女性の前世としてはとても珍しいし、私も初めて視させていただく前世の魂でした。
メッセージは「貴女は短い将来に対する判断はとても優れているはず。だけれども長期を見通すことがとても苦手だから、そういう目を養いなさい。女性に転生したのは今世では長生きをし、長い目で全てを見通す訓練をするため。太く短く生きるのではなく、その強い生命力をうまく生かして、周りの為にその判断力を使うことを憶えていきなさい。」というものでした。
とても頭のいい魂なのだけれど、多少せっかちな所があるようで、ゆっくり構えて本質を見抜いたらそれを育てていく心を持っていかないと、「実が成る」という成果を得られずに一生を終えてしまいかねない悪い勢いと言うものを持っているようでした。
自分の心をコントロールするというのは難しいものなのですね。

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