くたくたぶーたろうのブタログ

今月も給料日がやってきた。だがそこは派遣の悲しい性【さが】。年金に保険に所得税、家賃に光熱費などなど引かれるのでものが多すぎるね。あきまへんなぁ。まぁ生活が出来ないとか食べるのに困ったりということはないが、なんか物足りん感が漂う今日この頃だ。

疲れ果てていることは誰にも隠せはしないだろう。
ところが俺らは何の為にこんなに疲れてしまったのか〜ザ・モップスの「たどりついたらいつも雨降り」の歌詞だ。この曲はリアルタイムの曲ではないがオレのお気に入りの一曲だ。昨日ボーカルの鈴木ヒロミツさんが病気で亡くなった。人の一生は本当に分からないものだ。後悔先に立たず。今を熱く生きなきゃね。

名古屋はパチンコ屋が多い事で知られる。オレの周りにも今日は勝っただの、負けただの一喜一憂している人が多い。だけどみんな勝っていればパチンコ屋なんて増え続けないという現実。勝ち続けている人はオレの周りにはいない。頼むから、パチンコの勝ち負けで機嫌がコロコロ変わるのはご勘弁頂きたいところやね。

３月に入ってこのまま春が来るのかなと思っていたら、今頃になって雪なんか降っちゃったりして寒い日が続いている。都会の労働者はか弱いのかどうか知らんけどもすぐ風邪をお召しになるようだ。オレの現場でも複数の人が休み続けている。こんなときオペレータは一人で複数のマシンを操作しないといけないから大変だ。オレはそんなオペレータの事はつゆ知らず、同じコースを同じペースでグルグル回っているだけでございます。

オレの職場は派遣社員の入れ替わりが激しい。中には２日しか来なくて、無断欠勤→そのまま退職の人とかいたりする。坊主でも３日もつのに…そういうのが続くと派遣社員はひとまとめに「使いにくい」とかのマイナス評価をされてしまう。限られた契約期間を守るのがそんなに難しいんやろか。寂しいねぇ。世間では派遣社員を正採用する動きもあるようだが、うちの職場はまだそういう動きに積極的ではない。まぁすぐいなくなる派遣が多いとそうなるわなぁ。まぁオレもその気にないけど…(-_-)/~~~

ビートルズの曲で確か「サージェント　ペッパーズ」に入ってたと思うけど【When I'm 64 】という曲がある。ポール・マッカートニーの曲で、歌詞は自分が64歳になってもプレゼントとしあったりして仲良くしよう…みたいな内容だ。オレは老後の事などまだ考えた事がないので分からんが、当のポールは離婚訴訟で66億円の慰謝料を払うとか払わないとか…楽曲と現実は同じにはいかないもんやね。

運搬の仕事も慣れてきた。1時間に１回づつエリアを回り、部品の供給をする。覚えれば簡単な仕事だ。かなりの距離を歩くので、健康にも良いかな。機械のオペレータと違い自分のペースで出来るからやりやすい。まぁ簡単に言えばオレ向きだ。同じコースを回りながら、ガロの♪回る〜回るよ〜ちきゅうは〜メリーゴーランド♪ってな鼻唄を歌いながらオレの労働時間は過ぎて行くのであります。

新聞報道でご存知の方も多いと思うが、あのマイケルジャクソンが来日して、ディナーショーを開いたらしい。なんとチケット代は４０万円！！目の前でパフォーマンスしたり、歌ったりもしないのに40万円。あまりにも高すぎるぞ！にも関わらず、２００人以上の人が集まったらしいから分からんねぇ。別にオレはマイケルジャクソンが嫌いな訳ではないが、ライブもしないで40万はいかがなものか。それなりの価値があるのかいな。まぁあちらさんから見たら、日本は稼げる国なんやろうね。全く分からんね。

秋田出身の派遣社員X氏は普段はとてもおとなしくて物静かな人だ。オレは遠目でしか見たことないけど…ところが一度酒が入るとその態度は豹変するらしい。手首に包帯をグルグル巻きにやって来たときは、酔った勢いで壁をへこませ、寮のガラスを割って手首を縫ったらしい。そんでもって先日は泥酔状態で自転車を運転し信号無視して、車に突っ込み、現在入院中だ。退院と同時に秋田に強制送還されるそうな。まぁ、仕方ないわなぁ。

仕事終わりで帰宅すると、茨城のアニキから宅急便が届いていた。中を見てみると芋焼酎とおつまみの柿の種が入っているではないか！ありがてぇなぁ。焼酎が丁度なくなりかけてたので助かるぜ。柿の種もうまい。こりゃしばらく酒に困らんで済むね(-。-)y-

運搬作業をしていると、班長さんから声をかけられた。「けっこう大変でしょ？エラくないですか。」エラくない？ オレはぺーぺーだから、偉くないよ。ちょっとエロいが…(*_*)と意味を尋ねると、「疲れないですか」と言う意味らしい。へぇ〜、所変われば、なるほどねぇ。え〜、あんまり無理してないから、エラくないです。はい(-_-)/~~~

今日は朝から課長の呼び出しをくらった。何かまずい事やったんかなぁ？ちゃうちゃう、実は腰痛でダウンしたDクンに代わってオレに運搬役か回ってきたのだ。運搬係は場所を覚えるのも大変なのでかなり不安だ。オレの顔は自然とキングクリムゾンのジャケみたいな感じになった。だが、課長自ら頼みにきたからにゃ断れない。機械のオペレータも飽きがきていたとこだし、やっちゃるか。腰を痛めない程度にね。

工場の休みは基本的に土日が休みの週休２日制だ。だが、このところは体の調子がいまひとつなので家でゴロゴロしている。やるといったら洗濯くらいかな。手首の微妙な痛みはまだ残っているし、なんかしっくりこない最近だ。なんかスッキリすることないかなぁ。

崔洋一監督の映画、「刑務所の中」は北海道の網走刑務所博物館で撮影された映画だ。ずっと観たいと思っていたら、偶然レンタル屋にあったので、早速家で鑑賞することにした。山崎努さん演じる主人公を中心に同じ房内に生活する５人の日常！？生活はかなり笑える。その中に出てくる木工作業シーンは、オレが網走で見たものがそのまま出ていて懐かしく感じた。
　独房に入れられた主人公が、一日中薬の紙袋を折り続け、「こんな仕事で一日が終わり、メシが食えるなんて最高だ。」と洩らすシーンは思わず笑ってしまった。面白いなぁ。だけど刑務所に実際入ることはご遠慮したいところでございます。

同じ職場で働くDクンは鹿児島出身の派遣社員だ。彼の仕事は台車に部品を載せて各機械に部品の供給をしている。ところが、最近Dクンの姿を見ないと思っていたら、重い部品を毎日持っていたら腰を悪くしたらしく、痛々しいコルセットを巻いて出勤していた。聞いた所によると、腰の状態はかなり悪いらしく、今後腰に負担のかかる仕事は出来ないと言うことだった。正に腰は体の要(かなめ)だ。腰を悪くすると何をやるにしても大変だ。労災になるんやろか。