シャケにも色々種類があることは何日か前のブログに書いたが、実はオレもまだ鮭児やメジカの区別がつかない。工場の女工さんに聞いたら、『サーモンパークに行けば分かるさ〜』って教えてもらったので、久々の休みを利用して行ってみることにした。サーモンパークは標津町の象徴的な施設で、鮭の養殖場や展望台があって、芝生の公園でギターを弾ける町民の憩いの場だ。サーモンパーク内にある科学館の中は鮭の水族館になっていて、様々な鮭の種類を分かりやすく説明している。
その説明書きによると、鮭児も、メジカもシロザケの事で取れる時期や成熟度などにより呼び名が変わる。『鮭児‐ケイジ』はオホーツク海や太平洋沿岸で漁獲される未成熟のシロザケの事で、アキジャケの定置網に混ざって漁獲される。大抵の鮭は産まれてからオホーツク海を長ーい回遊の旅にでて、成長していく。ケイジは近郊の河口付近を回遊し、一般の成長過程を経験せずに年を重ねていく為、普通の鮭と違い腹の中に、スジコや白子を持たない。スジコや白子に栄養分をとられないわけだから、当然、脂がのって美味しいのだ。
写真の『メジカ』はケイジほどではないが、普通のシロザケよりも回遊範囲が狭く、一般のシロザケよりも口元が丸くなっているのが特徴だ。
他にも時期を外して漁獲される『トキシラズ』なども高値で取引きされるそうだ。
まぁ今日は久しぶりに良く勉強したなぁ。


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