口は災いの素

『musicismusic Live Vol.3』。会場が、10年ほど前、かなりの頻度でバンド練習に来ていたリハスタのすぐそばで、ちょっとナツカシインダ。




最初は『スカート』。小手先や口先ではない、心の芯から湧き出る音楽でした。サポート佐藤優介（カメラ=万年筆）のピアノとの溶け合い方が素晴らしく。ロータスラブのフィル、一緒に口ずさみたいです（笑）






続いて、寺尾紗穂さん。透明感と、浮遊感と、人の内面を揺さぶる力強さを併せ持った、素晴らしいシンガーソングライター。周囲の方が絶賛する理由が分かりました。大貫妙子さんトリビュート盤参加にも納得。ぜひご一聴を。






ラストは、スカート＆寺尾紗穂さんのスペシャルセッション。2人の音楽が素晴らしいことは当然ながら、世の中の流行り廃りとは一切関わりなく、こんな素敵な音楽が確かに存在していることが、新鮮で、嬉しく、痛快でした。

なんだかんだで、
NAMMで一番気になったのは、これ。

292鍵（88鍵×3＋28鍵コントロール部）だそうです^^;;;
ベンドレバーが左側、になるのかな？（￣w￣）

http://pianoarc.com/

『美しい』と、いろんな所で評判の動画。

Minimoog Voyagerの誕生10周年を祝う
ゴールド・パネル特別モデルの製造過程を
ドキュメンタリー風に仕上げた動画です。

◆YouTube：10th Anniversary Minimoog Voyager



確かに美しいですし、ドラマチックだし、
ある意味、工業製品の製造過程をこれだけ芸術的に
見せるのって、素晴らしいとは思います。

でも僕は、こういうのを見ると、
『ドライバーでパネルに傷を付けたらどうしよう』とか、
そっちの方が気になってドキドキしちゃうんです^^;;;

…と言うのも。

もう15年も前のことだから時効だと思いますが、
カタログ撮影用に使われたローランドJP-8000の実機、
アレは僕が手作業で組み立てました。

それこそ傷が付きやすいパネルだったから、
メチャクチャ緊張しながら。

カタログそのものの画像は見つからなかったんですが、
この写真が、多分そうなんじゃないかと思います。

いやぁ、懐かしい。
http://juomuzin.exblog.jp/15751007/


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そんなこんなで、ネットでJP-8000の画像を探していたら、
こんなものを見つけました。

JP-8000のホワイト・ボディー・バージョン。
http://www.synthesizer.at/synthesizer/roland_jp8000/roland_jp8000_custom.htm#


調べていくと、この改造を行った人、
以前にも写真を見たことがあるんですが、
SH-101のメタリック・ボディ・バージョンを
作った人だったようです。
http://www.flickr.com/photos/customsynth/5434742184/


カッコいいモデルもあるし、
オリジナルの方がカッコいいモデルもある。
http://www.flickr.com/photos/customsynth/sets/

終日、原稿書き。

何だかヘンテコなワイヤレスの
エクスプレッション・コントローラーを発見！

なんじゃこりゃ！？（￣w￣）ぷ

コレor同社製品でコンテストをやってる模様。
我こそはという方は、チャレンジ！！！
http://guitars-grrr.com/2012/09/sourceaudio_hothand3/

◆YouTube：Using the Hot Hand 3
with Boss, Line 6, Electro-Harmonix, Pigtronix, and more

ひたすら自宅で原稿書き。
外からは、お祭りのお神輿の音が。

なんか、地元がお祭りの時って、
毎度毎度、いっつも自宅に引きこもって、
締切祭を開催しているような気がする。

まあ、それだけだと面白くないので。

HMVのページに掲載されている山下達郎さんの
インタビューがすごく面白いです。

達郎さんって、一般には音楽性や
芸術性が取り上げられることが多いけど、
録音テク／エンジニアリングの知識＆こだわりがスゴイんです。

「（リ）マスタリング」や「デジタル／アナログ」の
音（意味）の違いが分からない人は、
ぜひ一読をオススメします。

【HMVインタビュー】 山下達郎
http://www.hmv.co.jp/news/article/1208200027/

サカナクションの新曲『夜の踊り子』のMVが公開。

仕事上、曲はもう１ヶ月ほど前から聴いてましたし、
トレーラー映像を見て『ほぉ〜』とは思ってましたが。

めちゃくちゃ、衝撃を受けました。

◆YouTube：サカナクション『夜の踊り子』MUSIC VIDEO



そのシングル、明日8/29発売。

僕的には、カップリング曲『multiple exposure』も
超オススメです。ものすごく、好き。

それに、初回限定盤のDVDに収録されている
『SAKANAQUARIUM 2012 "ZEPP ALIVE ALONE"』。

高感度カメラのワンショット映像と、
バイノーラルマイクによる録音。

ヘッドホンで、ぜひ入り込んんで
観て、聴いて欲しいです。





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ついでに、オフィシャル・バンドスコアも。
第一集『SAKANA ENSAMBLE 2010-2011』発売中。

山口さんの２万字インタビューと、
メンバー４人の各パート奏法解説の
取材＆執筆を担当しています。

バンド・スコアとしてもすごいけど、
楽器をやらない人で、ぜひ読んで欲しいです。

インタビュー集に楽譜が載っているという感覚で
手に取ってもらえると、すごくうれしいです。
曲の聴こえ方が、確実に変わるはず。




なお、只今、バンドスコア第二集
『SAKANA ENSAMBLE 2007-2009』も絶賛校正中。
9/12発売です。こちらもどうぞ。自信作です。

相変わらず今日も、終日原稿書き。

そんな今日、POLYSICSのニューシングルのリリース日。

実のところ『えっ！？今日だっけ？！』という感覚。
もう、かなり前に出てるのかと思った。

『POLY-POP』満載です。すごくイイです。
それでいて、バンドの生音感が、これまでのPOLYとは違います。

キュートさと、ラウドさ。
今のPOLYのサウンドをガッツリと楽しめます。

◇POLYSICS　『Lucky Star』



そしてカップリング曲が、これまたイイ！
B面フェチにはたまりません。

2時就寝、9時起床。

タイマー録画しておいた、
『題名のない音楽会』を見る。

デーモン小暮閣下が登場して、
シエナ・ウィンドアンサンブルが
ディープ・パープルの楽曲を演奏。

Twitterで書いた感想をまとめておきます。

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良くも悪くも、吹奏楽っぽいという印象。
やっぱりクラシック奏者って、「指揮者に合わせる」
という意味でのテンポ感が正確過ぎるのかな。
グルーヴを感じなかった。

というか、もっと正確に言えば、アレが吹奏楽のグルーヴで、
それが良くも悪くも『いかにも吹奏楽っぽい演奏』に
聴こえる理由なんだろうな。

だから、いわゆる『いなたい』グルーヴが
楽曲の個性を強烈に生み出しているようなロックは、
編曲の出来／不出来に関わらず、クラシック／吹奏楽アレンジ
っていうのはキツイのかも。

『ロックのクラシック／吹奏楽アレンジがダメ』
というわけじゃなく、向き／不向きの曲があるってことですな。
っていう当たり前の結論（￣w￣）

来週はビートルズ特集らしく。
ビートルズは、吹奏楽でもいろいろやったなぁ。
メロディやハーモニーがきれいな曲は、
吹奏楽でも映えそうな気がします。来週も観てみよう。


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ああ、そうか。
吹奏楽には歪みの要素が少ないからロック感が薄いのか。

僕はトロンボーンをバリバリと歪ませた音が
すごく好きだったんだけど、周りのみんなは酷く嫌ってたもんなぁ。
でも、バイオリンとかチェロの音色なんて、
実はディストーション・ギターに
すごく近かったりするんだけど。


『美しい音色＝混じりけのない純粋な音』
『歪んだ音色＝汚い不快​な音』っていう
イメージを持ってる人も少なくないでしょう。

でも、誰もが『美しい』と感じる音って、
倍音が豊に含まれているわけで、音を歪ませるっていうことは、
波形の頭を潰して矩形波やノコギリ波に近づけるわけだから、
原音にはない倍音を生み出すという行為なわけです。

もちろん歪ませ方（つまり、偶数次倍音と奇数次倍音のどちらを、
どういうバランスで加えていくかということ）にもよるけど、
音を歪ませるということは、『美しい音色に近づける行為』
だということは、特にアコースティック楽器の演奏者には、
あまり知られていないような気がします。

あ、でもロック・ミュージシャンであっても、
感覚的には分かってるんだろうけど、『倍音』って言葉は、
結構いい加減に使われているような気がします。

インタビュー中に『倍音が…』っていう話が出た時、
間違った意味でこの言葉が使われていることは、よくあります。

もちろん、ミュージシャンが言いたいこと（どういう意味で
『倍音』という言葉を使ったのか）は理解できるので、
原稿を書く時には、別の言葉や表現に書き換えますけれども。


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…と、瞬間的に、こんなことが脳内を駆け抜けました。

０時就寝、６時３０分起床。

悩みに悩んで、
６０点のアイデアで原稿を書き始めたら、
１５０点のアイデアが浮かんで、
逆にそれをどう指定文字数に押さえようか、
悩み始めてしまいました。

何はともあれ、
１２０点のアイデアが生れるまで待つだけではなく、
とにかく始めてみるのも大事なだ、と。


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ポール・マッカートニーの公式サイトで、
ポールの作品の４トラックマルチをブラウザ上で
リミックスできるサービスが公開中です！

ボーカル、ドラム、ギター、ベースのバランスを変えたり、
簡単なエフェクトをかけられて、その『オリジナル・ミックス』を
保存できたり、SOUNDCLOUDにアップできるサービス！

一般の音楽ファンって、いわゆるこういったミックス作業って
結構『ナゾ』だと思うんですよね。当然ながら、
完全にバランスが取れた『商品』としての
完成品しか接する機会がありませんので。

ということで、ポール好きうんぬんは抜きにして、
『ミックス』という作業に興味がある方は、
ぜひ一度お試しください。

こうやって、音楽って作られてるんですよ〜！

★rude studio - Paul McCartney
www.paulmccartney.com

０時就寝、１０時起床。

寝た寝た寝た寝た。

んが、どうも気分はさえず。
某連載記事のアイデアが浮かばない。

ま、６０点級のアイデアはボロボロと出てくるんですけど、
１００点超えが、どうにもこうにも。

ん〜、困った困った。
困りつつも、締切は過ぎて行く…。


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ここのところ、ビートルズ本を読んでることもあって、
ビートルズネタに反応。

『Here Comes The Sun』の
ジョージのソロが発見されたとか。

と言いつつも、この映像自体は何かのDVDの特典らしいので、
数年前のことらしいですが、初めて見た僕にとっては、なかなか興奮。

記事はこちらで。

★ビートルズ、43年ぶりにジョージ・ハリソンの
ギターソロが発見される「ヒア・カムズ・ザ・サン」
http://japan.digitaldj-network.com/archives/51957938.html

◇YouTube：Here Comes The Sun; the lost solo guitar