酒のまるとみ
いわき市小名浜大原西細野地
電話 0246‐54‐4345
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今月の30日の福島の酒きき酒会です
たくさんのお越しをお待ちしています
その中の酒楽会セミナーのテーマは「生もと造り」です
担当になりましたので、改めてざっくりとお勉強してみました
酒母を仕込む際、米、米麹、水を混ぜ合わせます。(生モトであれば半切りに小分けにし、すりつぶします)
この時に空気中や麹に付いている雑菌や野生酵母など様々な菌が活動をしています。
これらの菌のなかで一番初めに優位に立つのが
硝酸還元菌と言う菌です。
硝酸還元菌は主に水に生息しており、
硝酸塩が還元され亜硝酸となり、ほかの菌(酵母へも影響があります)を弱らせる働きがあります。
そんななか、亜硝酸に負けず、乳酸菌が空気中や麹からやってきて徐々に拡大させ
ていきます!!
ほとんどの微生物は乳酸の酸性が苦手で、
さらに酒母の中が濃糖になり、
亜硝酸と乳酸の作用で雑菌類は死滅し、乳酸菌のみが生き残ります。
こうして雑菌がいなくなったタイミングで
酵母を添加していくのです。
不思議なことに
酵母は乳酸の中でも活動できます!!
そんな
乳酸菌は、自分で出した乳酸により弱っていってしまいます。
さらに酵母を添加したことで、
酵母が出したアルコールで乳酸菌は死滅して純枠に
酵母だけが生き残るという工程を経て、お酒は安全に造られるようになるのです。
これらの工程を江戸時代には確立していた(生モト)と思うと昔の人々の経験と勘のすごさをしみじみと感じます。
寒い時期の夜中に行われていのでしょうか?
重労働ですよね
では味わいの違いはあるのかとという事になりますよね
生モト系酒母は速醸モトに比べてアミノ酸が多くなり、速醸よりも純度の高いモトになり、
味のしっかりしたお酒になる傾向があります
速醸以上に奇麗で飲みごたえがあり、香りもよいお酒のように感じます
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