お腹にいる時も聞こえていました。
ばーちゃんは、
「ばーちゃんの娘なんだから、安産に決まってる!」
「ばーちゃんの孫なんだから、丈夫に決まってる!」
やたら自信過剰なばーちゃんがだなぁと思っていました。
お母さんは私がお腹にいる時、
新聞を読んでくれたり、本をたくさん読んでくれて、英語の時もあったり、毎日ピアノも弾いてくれました。
居心地がよくて、予定日より遅くなってしまいましたが、
20091月28日先負とりの木曜日。お天気は晴れ。午後7時2分。
3,060グラムでこの世に何らかの任を持って
産声を上げました。
私が分娩室で産声を上げると、待合室にいるばぁちゃんはみるみる涙が溢れ出し、誰に向かって言っているのか
何度も、何度も「ありがとう」を連発しているのが聞こえました。
どうやらいわきのばぁちゃんは、自信過剰の上に涙もろいらしい。
でも1ヶ月もしたらいわきを離れます。
おとうさんが待つ東京へ帰ります。
おとうさんはいつも難しい本をたくさん読んでいます。
私もいっぱい大きくなったら、本をたくさん読んでおとうさんのように空の運転手になりたいです。
おとうさんは、女の人がなるのは難しいよというけれど、おとうさんのようにいっぱい勉強して、おかあさんの言う事をちゃんと聞きば、なれるように思います。
そしておとうさんと一緒に操縦して北海道のじいちゃんとばあちゃんへ会いに行きたいのです。
いわきのじいちゃんは私を見るなり、
「今夜は祝杯だぁーーー」と言って病院から帰っていきました。
兎に角飲めればいいらしい、、。
きょうはちょっとしゃべり過ぎました。寝ます。

松○さーやでした。

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