最近R8沿いに全国チェーンの幸●苑というラーメン店がオープンした。
中華そば390円という低価格を武器に、店舗拡大を続けているみたいだ。
試しに食べてみると、低価格ながら結構イケル。餃子2人前とライス付のセットは、プラス300円とサイドメニューもリーズナブル。
このところ福井では
県外資本のラーメン店の出店が相次いでいる。
昨年、北の時●台という札幌ラーメンチェーンが出店したのを皮切りに、●来亭という関西系ラーメンチェーンや今月石川県からラーメン●界というお店もオープンした。
これまで福井では、8●ラーメンがほぼ独占状態だったが、最近の出店ラッシュで少し押され気味。
でもグルメウォッチャーとしてみていると、
値段の高いラーメンは苦戦しているみたいだ。
前述の札幌ラーメン系のチェーン店は、開店時こそ行列があったが、すぐに閑古鳥。私も開店時に行ってみたが、すぐに
「この店は長くないな!」と感じた。
その理由は値段の高さ。ラーメン単品ではまだ許せる範囲の価格設定だが、餃子やライスといったサイドメニューを頼んだり、トッピングを追加すると、千円札1枚では全然足りない。
そうこうしているうちに近所に●来亭ができたことが追い討ちにもなり、昼時でも車がほとんど停まっていない有様になり、ついに数ヶ月前に
閉鎖してしまった。
●来亭はいつも行列ができていて、しばらくわが世の春を謳歌している。
ここは千円以内で、ボリュームのあるセットメニューがウリだ。
クルマで前をよく通るが、この幸●苑のオープンで、心なしか昼時の混雑が減ったような気がする。やっぱり低価格に人気が集まるのだろうか?
390円のラーメンは、
おやつに食べるにちょうど良い価格帯だ。
私も3日連続、夕方小腹が空いた時に寄ってしまった。(笑)
でもそれ以上に凄いのが、8●ラーメン。
近所に新規出店が相次ぎ、幾分お客が取られているとは思うが、コンスタントに客の入りがあるように見受けられる。
1杯525円の野菜たっぷりのラーメンは、長く県民の舌に染み付いているせいか、不動の地位を築いているのだろう。
最近特製スープや特製麺などこだわりのラーメンを出す店が増えているが、庶民の味の1杯が、なんで1000円近くも払わないといけないのだ。高価な材料を惜しげもなく使って、手間ひまかけて作っているので、このぐらい取らないと元が取れないのだろう。
でも所詮はラーメン。
1杯5〜600円ぐらいが上限だろう。
それ以上値段をつけないといけないものは、
作り手のマスターベーション以外の何ものでもなく、大部分の人はそんなラーメンを求めていないのではないだろうか。
ごちそうとしてのラーメンもありかもしれないが、私にとっては手軽に食べられる味のラーメンがいいと思う。

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