あえないよる リズムのせて
どこかとおくへ いきたいな
あえないよる リズムのせて
どこかとおくへ いきたいな
LHW? Presents
POETRY FES 2012 〜不可思議/wonderboyに愛を込めて
@池尻大橋 2.5D
去年はユースト中継で観ていたけれど
今年は現場で感じてこようと思って、行ってきた。
1年。経っているし、追悼というよりは
「未来」がテーマだとパラネルさんも言ったけれど
出演者それぞれのライブをやっていたように思う。
感動的な場面が、もちろんあったけれど
思い入れやら感情の問題よりも、技術
「技術」と言ってしまうと、せっかくの感動に水を差すように思えても「技術」
のようなもの、によって場の熱量が上がっていた。
と、ぼくは感じた、確信している。
ライブMCで神門くんは言った。
「魂みたいなもんか、透けた身体で年に一度だけ帰ってこられるんなら、ワンちゃん多分ここにおるんやと思う」
「だって今、USJ行っとったらアホでしょ、やりかねんけどね。」
僕は、やりかねんと思う。
あの世でナンパした女の子に「えー。USJってなにー?あたし死んだとき、まだそんなのなかったしー。行ってみたいしー。USJなるもの。」(最後だけ急いで昔のひと風にしました。 仁 を参考に)とか言われたら「オッケー、今度つれてくよー。七夕の日にさ、地上に降りて遊び行こうよー」「えー。いいのー?他に用事あったりしない?」「いいのいいのー」「えー。じゃあ行っちゃおっかなー、USJなるもの。」「わーい」
ってなると思う。たぶん。
2.5D の前に、新宿のタワレコ見てきた。
1コーナーぶち抜きの巨大ポップで展開していて明日からはモニター設置でPV放映も始まるとか。
僕が居た30分くらいの間にも、次々と試聴機に耳を傾けたり盤を手にとって確認する人が現れ、ちょうかわいい女の子も買っていたりして、あーこれは
わんだ君しまったねー と思った。
かわいい女の子がファンになってくれるんなら、生きてたほうがよかったでしょ。
追悼イベントや、トリビュート盤よりも、よっぽど悔しがるにちがいない。
わんだ君というのは、そういうやつだった。
わんだ君を悔しがらせるため
かわいい女の子ファンをふやすためにこそ
つまり、ぼくらは追悼イベントやトリビュート盤をやるかもしれん
ぼくが影踏み遊びで名古屋に呼んだ時
わんだ君は、リハの待ち時間のすきに女子高生をナンパしていて
ぼくは彼の、そういうところを一番尊敬していた。
重要なことだよ。と伝えたら彼は「重要じゃあないよ!」と
笑っていたけれど。重要なことだよ。冗談じゃあないよ。
わんだ君というのは、そういうやつだった。
いま、どこに いるの?
東京は一日中、曇って雨も降っていた。
織姫と彦星、あえなかったかな。
そして
雨が降ろうと降らまいと
ぼくら、わんだ君には二度と会えない。
響き、Rain

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