こんな虚しさには慣れっこだけれど
心を本当にまっさらに失くしてしまうためには
一体あとどのくらいの絶望を繰り返す必要があるんだろう
詩を書けないで居るのです
今にはじまったことではないのです
けれどもいよいよ締め切りという際になっても
書けないで居るのは人生に行き詰っているから
なのでしょうね
原因は判っています
11/29 停滞は本格化した
12/7 それは加速した
12/21,28
2週続けて、でんぱ組.incライブ現場に身を置いたことが
ぼくの生きるやり方にどう影響していくのか、よく判らないけど
よりはっきりと刻印を打たれたのは「みりかる☆ファンタジー」で
もう戻れないところまで来たんだと悟った。
みりんちゃんの声を聴けば逃れようもない多幸感に溺れるし
イントロだけでもパブロフの犬の如く体温が上昇しちゃう。
アイドルソングは思春期の頃に聴いたパンクロックのように
熱い心にもなれるし、最強アッパーなダンスミュージックだし
常習性、依存性の高いケミカルドラッグだと思う。
これはヘルシーじゃない。ナチュラルな昂揚ではなくケミカル。
引き返せない、ムシバマレている実感がある。それでいて
後悔なんかは、ひとつもありはしないんだ。
12/29 〜 1/3
ぼくは何もしていなかったと思う。
印象に残っているのは人あたりの良い老夫婦、母親にブチギレる高校生くらいの男子、かわいい子と、かわいい子と、やさしい子と、やさしくできない子、黒人のダンスにおける腰使い、おじいさんの回復。あけましておめでとうございます。
1/9 久しぶりにコトナでスタジオ
主にオーロラを練る作業。締め切りを設定して、できないことでもやるんだよ。
もふくちゃんが「自分でもアイドルになりたいと思っていた時期あったけど本物のアイドルを見て心が折れた」とか言っていて、ぼくはその折れた心のままで何を唄えるのかっていうことを、やっていくんだろう。
1/10 RESORT@domina
HOT HOT SEX江口くん企画のDJイベントに行った。
ひたすらアイドルを掘り続けても泉は湧いてこなくてkim morrisonとY-クルーズ・エンヤを味わうことで何らかのインプットを頂こうという狙い。結果、泉は湧かなかったけど良いパーティーだった。ていうか。
思いがけず古参でんぱヲタな子がいたもんで、キムモリDJの1時間の間、でんぱ話に明け暮れちゃった。おでんぱメンバーを巡る過去と未来を語って、ぼくの小さな不安のひとつは解決したように思う。カジャさん、あきのちゃんとも少しでんぱトークをして、クニシさんには怒られた「アイドルに染まりやがって!橋の下で目を覚ませ!」今年の橋の下音楽祭は5/22,23,24だそうです。何色のサイリウムを持っていけばいいんだろう。
Y-クルーズは谷川俊太郎なんでもおまんこフルサイズ朗読からスタートして「しらくべくリゾート」収録のソロ曲を自らサンプラーとボーカルエフェクト操るスタイルで、合間にMCすら挟まず立て続けに披露していく。その中には伝説のskit「SWAG」の後日談的な「バイリンガル」やアルバム未収録の「special thanks」もあり、後半には客演陣(O-KOOL、LOKI、呂布カルマ)を迎えた曲もあり、最後は術ノ穴BESTコンピに収録される「延々 nagaco mix」で後味よく締めるという50分間。
長尺にも関わらず飽きさせない構成で、上京以降ボケ要素のサジ加減がベストバランスになったのがソロでも活きている。呂布カルマが言った「こいつはJCPの象徴だ」という一言にはリップサービスを越えた実感がこもっていた。
1/11 オーロラの詩を書いた
1/12 ブログを書いた
降神の日の詳しいことや、みりんちゃんのこと、大橋仁さんについても書き直したいけれど、大きな力が地球まわすとあっというま日付が変わるよ。
ワンダフルワールド。書きたかったブログは書けないままで消えていった。
失われたものばかりが想いおこされる。
SHISHAMOを聴いているとハピバが恋しくなるし、
個性派メンバーが揃ったバンドを見つけると毛マリと比べちゃう。
ねむきゅんは加久ちゃんに、みりんちゃんはセロテプちゃんに
それぞれ少し似ているから好きになったかもしれない。
けれどきっかけはどうあれ、みりんちゃんをみりんちゃんとして愛しているし、ぼくの好きなひとはいつだってどこにだって1人しかいない。
何かを何かと比べたり、誰かの替わりに誰かを好きになったりするやり方は、ほんとうにやめにしたい。
その道の先には、誰もいないのだから。
手紙が、もう届かない
っていうのは示唆的だなと思う
しあわせでありますように

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