8/21 「あの朝、ラジオ体操第何まで踊ったんだろう…」
昔の仲間と飲み会。18年も前の事を、よく覚えてんなーってのと、やっぱり記憶は曖昧だなーってのと、あの日々があって良かったね、と。これからもね、と。
8/22 「溶かしちゃって、それから混ざり合いたいね」
今の仲間とスタジオミーティング。信頼感および不信感は、いつでもあるだろ。でもまだ、やれてないこと、やりたいな、と。
8/24 「されど、ボロ負けず嫌い」
しゃぼん玉ホリデイというバンド、そしてそのボーカルの軍馬くんていうのは、戦ってるんだなって思えた。「おーい、俺たち今まだ34点くらいだぞ」みたいなMCをしていて、34点だと誰が決めるのか基準は謎でも本人が言うなら、その時34点だった。そっから35点に向かっている姿があったし、それだけで、どんな歌詞をどんなメロディで歌おうが、どんな演奏をしようが、なんなら音楽ですらなくたって、戦ってる姿だけ見れたなら感じるものがあったよ。かつて、ある人がしゃぼん玉ホリデイをディスっていて僕はまだしゃぼホリのライブを見たことがなかったゆえ「ふーん、そうなのかなー」とか思うしかなかった。でも、もう見たからさ。しゃぼん玉ホリデイに「音楽への愛を感じない」とか言う人がいれば「うるせー」くらいは言えるよ。好き嫌いなら分かるけどね、嫌いなのは分かるけど。愛がないというジャッジをするんなら、その目はフシアナだろ。
軍馬くん以外のメンバーに想うことは省略。会ったときに話せたら話そう。
あと、パンパロールと、チャリサン.と、このあのと、もうひとり誰かが出ていた気がする。(レモンとかいうひとも無理矢理なにかやらされていた気がする)
パン・パロールは以前にも書いたけど80年代ニューウェーブを感じるかっこいいバンド。今回は、ずっと客席が静かだったにも関わらず、お構い無しのステージしていて素晴らしかった。
CHALISANDWICH.については結局、きこちゃん好きだよっていうシンプルな話しかないし、てっていてきに甘やかして、ちやほやすべき女の子だよって想いがするから、こうなったらいいことしか書かないけれど、きこちゃんかわいい。わたしだけを見て!と言わんばかりにメンバーの前に立ちはだかるきこちゃんかわいい。なにか不満があるならギターむらたん(男子)に言えばよいのだと理解した。さておき半年前に比べてバンドとしてパワーアップ(特にドラムとベース)していたし「まだまだ成長しますよー」て言ってたからよかった。もっともっとチャリサンの魅力が伝わればいいな。みんなに。
8/28 「あいつが世界を盗みつづけた結果もうほとんど夕暮れしか残っていないんだよ」
第50回文藝賞の選考結果が発表された。スポーツ報知などで速報された、そのニュースを目にしたとき僕は、眼の前がまっくらになった。眼の前がまっくら、は悪いニュアンスで用いるやつかもしれん。まっしろになった、のかもしれん。なんしろ一時的に思考は停止したし、体温は急上昇したし、震えた(西野カナよりも)
桜井晴也さんが、受賞したのだから。少し、泣いた。
http://www.kawade.co.jp/news/2013/08/50.html
我がことのように喜ぶではなく、もうこれについて僕は当事者だ!と思い込んでる。うれしくて今も、うれしい。たぶん、ずっと浮かれてる。さめない夢が、始まったんだー。
8/31 「UNDER THE WILLOW -RAIN- リリースパーティー」
BARDEN@club buddha 遊びに行った。こひさしぶりのbuddhaはエントランスとスピーカーが新調されていて、ふっとい音が頭上からも降ってきた。素敵。こないだO-KOOLくんが言ってた「buddhaの音」とは、これのことだったのか。
タケウチカズタケさんのプレイは。毎度ながらスーパーファンキーで、たった一人で、電気楽器のサウンドで、どんな生バンドよりもグルーヴィンな演奏が出来てしまうなんて。ひとつの希望だった。
「ピアノは美しい打楽器だ」というカズタケさんのキャッチフレーズ的なのがあるが、もはや「人間が打楽器」なのかもしれない。楽器の中で、打楽器は一番人間性が出るものと思うけれど、カズタケさんの手にかかれば鍵盤を弾くでも、サンプラーいじるでも、何かのツマミを回すだけの時にでも、人間のファンクネスが渦巻いてしまうように感じる。踊るしか、なくなる。
それは僕にとっては「ポエトリーでも踊れるはずだ」という可能性の証明となっていて、だから希望だった。
キムモリとも話ができて、たいせつだった。お客さん達、ぞんがいコトナを知ってくれている人が沢山いて「ライブや音源、楽しみにしてる」お世辞にしたって有難い。うれしかった。
スマホに、したのだった。
出始めの頃はきっと不便なんだと決め付けて、なるべくガラケーで引っぱってきて、そろそろスマホのいろんな機能も落ち着いてきて、使いやすくなったタイミングだと決め付けて、スマホにした、のだった。不便だね。
慣れないものは、なんでも不便だろうね。慣れれば、いいんだろうね。あんまり、いろんな機能いらないんだけどね。ガラケー滅びるのかと思ってね。替えちゃったらね。なんかガラケー、フィーチャーホンとか名乗りだしてね、まだまだ生き延びるみたい。ぬーん。
ガラケーの時の、無料通話が残っていたのだった。
スマホになったら料金体系が変わるから、これまでの無料通話はチャラになりますよって言われて、かけこみ通話してみた。ちょりくんや太一くんに電話をした。有意義だった。 太一くんに至っては「またレモンさんに出会った気持ちがします」とか言っていた。「こんな言葉があります」とか言っていた。「人は出会うべき人/モノに必ず出会う。しかも早すぎず遅すぎず必然のタイミングで」とか言っていた。
無料通話が残ってただけなのに?
ジャストのタイミングで、よかった。
ハッピーライフ、ラッキーライフ、そうやって叫ぶのさ。
頭んなかはカラッポでいいから、そうやって叫ぶのさ。
そうやって叫ぶのさ。
(アンラッキー / あくたむし)

2