事務スタッフとして、伝票や納品書を整理したり、請求書を作ったり
時には、お茶やコーヒーをいれたりコピーとったりFAXしたりの日々です
OLです。
休み時間は、ゲルマニウム温浴や良い整体師の話題で持ちきりです。
でも気分はフレッシュマンなんでヨロシク??
そんな中、19日はSEESAW Cafeで、こけし達のコントライブを見た。
こけし達(こけ死達)は、温泉こんにゃくアクロバットショウ企画のライブや
大須演芸場でのお笑いライブ「ナマノワライ」に、出ていたトリオ。
去年、buddhaのスケジュールで名前を発見し、現役である事を確認はしたが
実際にコントを見るのは7年振りくらいだろうか。
懐かしかった。
音や映像を使った実験的なコント。当時のまま。
ボケの感覚も、当時のテイストで、フォークダンスDE成子坂を思わせるが、
セリフは全編吹き込みの早回しボイスがボケを担当、同じく吹き込みの
遅回しボイスがツッコミ担当で、30分のステージ中、生声は一切発しない。
早回しと遅回しボイスなので、もちろん聴き取りづらいのだが、一切
気にしない。このスタイルは独自のものだろう。
唐突に奇声をあげるギャグや、パン屋の設定から突然、何の前触れもなく
ビリヤードのリアルな風景描写に転じるなどシュール過ぎて
お客さんを無視した部分もあるが、コントの設定はベタな状況にしてみたり
バイクの会社名を言う場面で、ホンダ・スズキ・カワサキ・イトウ・ヨネダ…
と次第に普通の名字になり、最終的には落語家の屋号に行き着く。
というボケなど、やはり笑いが好きなんだなと感じる様な部分もあり
アートと笑いのバランスが絶妙。
映像コント、鍋シリーズも素晴らしかった。
映像で見ると、実はなかなか演技力もある。
特に、2人が鍋を食べているそばで、1人がキレて怒鳴っているのに
2人は全く気にせず談笑しながら鍋をつついてて、1人の方は暴れだすけど
2人は楽しそうに鍋を食べ続けて、暴れてる人はさらに暴れまくり
次の瞬間、暴れてた人は無表情で硬直し、まばたきすらしない。
その表情が、まさに無の境地というか、諦めきっていて悟ったみたいな顔。
感覚的な笑いと同時に、得体の知れない哀しみの様な感情に襲われる。
こけし達は、この春
活動拠点を東京に移すそうですが、また名古屋でも
コントライブやってほしいな。

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