ケー・プロデュース・ジャパン

ＪＡＳＲＡＣと契約のある編曲者（ＪＡＳＲＡＣ委託者）の著作権はカラオケに関して１２分の１ではあるが認められている。
公表時編曲とは、「著作者が初めてレコードとして発行される時に付された編曲」のことであり、公表時編曲者には、カラオケ演奏使用料のうち1/12が分配されます。この制度は１９９８年４月１日より実施されましたので、対象となる編曲は、実施日以降に発行されたレコードの編曲に限定されます。
ということはサザンオールスターズの2000年レコード大賞受賞曲「ＴＳＵＮＡＭＩ」は島健さんにカラオケ使用料の1/12だけ分配されているんですね。

クラシックをピアノに編曲してiTunes Storeで配信するＰＲＯＪＥＣＴ『ライト・クラシックス”ＭＥ”／mayyumi.O cafe-piano ensemble』。このプロジェクトの計８曲をＪＡＳＲＡＣに編曲届けを出します。
１．届け期限
１月、４月、７月、１１月の各月後半の金曜日
実際上は各月の前半の内に到着するよう、ＪＡＳＲＡＣに郵送で届けを出します。
２．届ける資料
（１）作品届、（２）編曲楽譜（用意できない場合は代わりにＣＤなどに録音した音源でもＯＫ）、（３）原曲楽譜、（４）編曲届（これはＪＡＳＲＡＣに用紙があるので電話で問い合わせを入れ、前もってＪＡＳＲＡＣから郵送で入手しておく）
３．編曲審査
２月、５月、８月、１２月

実際に編曲著作物として徴収が実効するのに半年はかかります。
配信の場合は、ＣＤ発売などの録音物と違い遡及して回収はできません。