NHKの「生活ホットモーニング」のハイライト集を見ていたら、坂本龍一さんが登場してきた。最近”カッコいいピアノ”をテーマに選曲をしている中で、私から見て一番カッコいいと思われたのが坂本龍一さんだった。若い頃の口紅を塗って、シャンデリアの様なカツラをつけ、メイクアップばっちりのステージ・シーンがVTRで見ることができた。本人は「あの頃は”俺が俺が”でした。こういうのは早く消したい。」、「50過ぎの自分が自然体の自分そのもの」というようなコメントをされていた。
この”華麗なる勘違い”こそアーティストの核にあるような気がしてきた。勘違いでも楽しく、美しくあれば、死ぬまで”勘違い”していても、それはそれで意味深い、そのアーティストのスタイルなのだから。
”カッコいいピアノ”には坂本龍一さんのほか、ビリー・ジョエル、ミシェル・ルグラン、ミシェル・ポルナレフ、ダリル・ホール、バリー・マニロウ、バート・バカラック、ノラ・ジョーンズ、キャロル・キング、ポール・マッカートニーなどを考えている。もっと”カッコいいピアニスト”を推薦してくださる方がいらしたら教えてください。

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