『チャーリー・パーカーwith Strings』の、「ジャスト・フレンズ」のストリングスの構成は(4.4.3.2)でした。
1STヴァイオリン4人、2ndヴァイオリン4人、ヴィオラ3人、チェロ2人。計13人。
最近の録音アルバムなどでは、スタジオ技術の向上からか、各楽器をダビングして録音してしまうことが多い。上の例なら1回目に1stヴァイオリンを録音したら、2回目に同じ演奏メンバーで2ndヴァイオリンをダビング録音する。
今回『GOLDEN YEARS S1970』を録音する際には、チャリー・パーカーと同じ13名のストリングスによる1発録音を行う。13人全員がある音量で、指揮者の示すテンポで一斉に演奏した本物のストリングスの音を押さえようと思っている。
この構成で録音されるのは、
1.微笑がえし(キャンディーズ)
2.異邦人(久保田早紀)
3.魅せられて(ジュディ・オング)
4.いい日旅立ち(山口百恵)
5.よろしく哀愁(郷ひろみ)
6.色づく街(南沙織)
7.2憶4千万の瞳(郷ひろみ)
8.同棲時代(大信田礼子)
9.17才(南沙織)
10. ねじれたハートで(桃井かおり)
( )内は70年代当時のオリジナル歌唱アーティスト。
計14曲中の10曲となる。
演奏は”カール・オルジェ・オーケストラ”。しかしてその実体は13名のストリングス+指揮者、管4名、ドラムス、ベースそしてピアノの、計20名となる。

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