夜のパ−ティは「北を語る会」の1月の例会
この会の趣旨は
北に住み、北といろいろな場面で深く関わり合って、お互いに知り合い、学び合い、北の企業、生活文化・学術・科学・資源・環境等に誇りと自信を深め、北海道から発信するパワ−を一層高めることを目指す。
というもの。
今回は1年の初めにふさわしい方のお話でした。
講演は
留萌市で60年続く八百屋を続けている田中青果の田中美智子氏
演題は
〜心象風情極めるが如し〜五感で感じる漬物作り
と題してのお話でした。
何でも「やん衆ニシン漬け」でとても有名なんだそうです。
私は3年ほど前から漬物は自分でいつも作っているのでス−パ−やデパ−トなどで買うことがないので知りませんでしたが。
でも早速買って来ましたよ。
北海道の漬物と言えば「にしん漬け」
この「にしん漬け」から連想させる北海道を感じて欲しいとの思いから「やん衆にしん漬け」
が生まれたそうな。
ネット販売で売り上げを伸ばしている企業もありますが、ここの田中青果はそれをせず電話とFAXのみでの営業をしている。何故なら生のお客様の声を聞きたいからなのだそうです。電話での会話の中で故郷を思う気持ちを共感したいとのこと。
素晴らしいの一声です。
見習わなければなりませんね。
田中さんの北海道弁を交え気取ることなく語る「やん衆にしん漬け」の出来たいきさつは非常に興味深いものでした。
私より20歳以上も若い彼女の情熱、生き方、力強さにとても引き込まれました。
何といっても
自分を信じて突き進むパワ−に感服しました。
そして美味しい食事の後は 林家とんでい平さん の落語でした

1