甘酒というと、冬の飲み物というイメージがあると思いますが、もともとは、夏場の体力補給に飲まれていたそうです。(因みに甘酒は、俳句では夏の季語とか)
栄養価も優れていて、疲労回復に役立つと言われているビタミンB6群のほかに、アルギニン、グルタミン、システインなどの体に必要なアミノ酸などの成分を含んでいます。おまけに、体への吸収がいいことから、飲む点滴と言われているそうです。
手術後の体力、筋力の衰えを感じる人にはもってこいの栄養補給源です。
私もその一人なので作ってみましたよ。
材 料
●あまったごはん 1合(おちゃわんに軽く1杯くらい)
●麹(こうじ) 200グラム〜300グラム
●水 600cc〜800cc
作り方
1. あまったごはんと水を入れて、ごはんがばらばらになるようにかきまぜておかゆを作ります。
2. 50度くらいになるまで、冷めるのを待ちます。(調理用温度計があればベストですが、お箸で手にとって熱く感じない程度になれば大丈夫)
3.お粥を炊飯ジャ−に入れてその中に 麹(こうじ)をよく手でもんでばらばらにほぐしてかき混ぜ「保温」ボタンをスイッチオン。
保温する時間は、6時間から8時間くらい。
保温温度が余り高過ぎると甘みが少なくなるので私は1時間おき位に炊飯ジャ−のふたを開けて少し冷ましてまたふたをして保温しました。これを3〜4回位する。
で、出来上がったら豆乳や牛乳で薄めて飲みます。
上記の分量で作ると約2リットル位の”甘酒”ができます。
一遍に飲みきれない時はペットボトルに8分目位入れて冷凍庫で保存をすることも可能(凍ると膨張するので)
*麹や水の量はお好みでトライしてみてください。
私が作ったのは 麹300グラム、水600ccでした。
そうしたらちょっと硬めのおかゆ状態になったのでこれをおにぎりにして冷凍をしました。ペットボトルに入れて冷凍にするよりは場所を取らなくて良いかも。
これでまた作る時はこのおにぎりを解凍して豆乳か牛乳で薄めると良い。
これは豆乳で薄めた甘酒。
手作り甘酒、とても美味しいですよ。是非あなたも作ってみてくださいね。

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