kantele あんさんぶる

昨年秋頃から”是非２ｎｄアルバムを出してくださいね”との嬉しいラブコ−ルがあり余り乗り気でなかった私に火を付けてくださった方がいました。
今年になって重い腰をあげて制作にとりかかり先日ようやく完成いたしました。

タイトルは　”白樺物語”


カンテレはフィンランドの国民的叙事詩である“カレワラ”の中で、老賢者ワイナミョイネンがカンテレを作ったと記されています。

ワイナミョイネンはある日森の中で一本の樺の木が泣いているところに出会いました。樺は、四季を通してきこりたちに枝を切られ、皮をはがれる自分の運命を嘆いていました。ワイナミョイネンはこれを哀れに思い、楽器にして慰めることを思い立ったのです。こうしてカンテレは出来上がりました。

フィンランドの伝統的な曲の中には“白樺”をイメ−ジした曲が沢山あります。

２ｎｄアルバムをリリ−スすることに決まった時、私は何のためらいもなくタイトルは“白樺物語”としました。
それはまるでワイナミョイネンが私にささやきかけたかのようでした。

このアルバムの中にはフィンランドの伝統曲は勿論のことクラシックやポピュラ−も取り入れてみました。
太古の昔に思いを馳せつつ現在の音楽にも触れカンテレの魅力を感じていただけたら幸いです。

収録曲
　・カレワラのメロディ（フィンランド伝統曲）
　・オ−ロラ
　・組曲”白樺物語”（フィンランド曲）
　・竹田の子守唄（日本の曲）
　・ム−ンリバ−
　・エレノアブランケット（キャロライン）
　・ＴＡＮＧＯ　ＸＹＺ（５弦カンテレアンサンブル）
　・ノスタルジア（フィンランド曲）
　・憂い（１９弦カンテレアンサンブル）
　・アヴェ・マリア（カッチ−ニ）
　・ジムノペディ（サティ）
　・カンガサラの夏の日（フィンランド曲）
　・フィンランディア（シベリウス作曲）
　・コネビッツアの鐘の音（オカリナ＆カンテレ）
定価　２，０００円

ご購入希望の方はメッセ−ジｂｏｘからお願いをしますね。

９月に開催された道新文化センタ−での”かるちゃ-祭”でさだまさしの　”北の国から”　を演奏したところ”とても良い演奏だったので是非１０月に開催されるミニコンサ−トに出演をして欲しい”と嬉しい演奏依頼が来ました。

そのコンサ−トが下記の日程で開催されます。
北海道マイホ−ムセンタ−とのタイアップで開催されるこのコンサ−ト。

他にお三味線やジャズなどもあるのでちょっと楽しいコンサ−トになりそうです。
お時間のある方、是非聞きにいらしてくださいね。



秋のマイホ−ム　”カルチャ−フェスタ”
日　時：１０月２５日（日）
会　場：北海道マイホ−ムセンタ−（札幌市豊平区豊平１条１０丁目）
プログラム
　12：00〜12：30　北欧のハ−プ　カンテレ
　13：00〜13：40　一から始める三味線入門
　14：00〜15：00　ジャズオ−プンセッション

娘が二人目の子の出産を無事終えました。
私はとても衝撃的な体験をしました。

娘は出産が２回目なのですが、出産方法が前回と違っていました。最初の時は私も経験した様な出産方法だったのですが、今回は　”ＬＤＲシステム”　出産でした。

ＬＤＲとは陣痛（Labor）、分娩（Delivery）、回復（Recovery）の略語です。
陣痛室・分娩室・回復室が一体となった個室で、妊婦は移動することなく一つのベッドで全てを終える方法です。そして家族も出産に立ち会うことができるのです。

新生児を処置する場を目の当たりにしてとても衝撃的で感動的でした。

日本ではインフルエンザが猛威をふるい小さな子供たちが命を奪われていくニュ−スなどを聞くにつけこの子が健康で元気な子に育って欲しいと願わずにはいられません。

尚、　ＬＤＲシステム　については下記のＨＰをご覧になってみてください。

http://www.medical-tribune.co.jp/kenkou/200309162.html

今からちょうど１０年前、北海道教育大学札幌校にフィンランドのシベリウスアカデミ−から交換留学生としてカンテレ奏者のＥＶＡ　ＡＬＫＵＬＡさんが札幌にいらっしゃり約１０ヵ月間札幌に滞在されました。
その時、札幌のカンテレ愛好者５,６人がＥＶＡさんのレッスンを受けました。
それを機会に札幌では少しずつカンテレに興味を持つ人が増え、今では道内では１００人を超す勢いになっています。

そして今年またまた北海道教育大学岩見沢校にシベリウスアカデミ−からカンテレ奏者の　Ｐａｉｖｉさん　がいらして約１０ヵ月間札幌に滞在されます。

昨日お会いしましたが、とてもキュ−トで若々しい素敵な方でした。

きっと更にカンテレに興味を持つ人が増え、カンテレを学ぶ人にとっても有意義な１０ヵ月間になるのではないかと今からワクワクしています。

Ｐａｉｖｉさん　よろしくお願いしますね。

今月下旬に来日するミンナさんのワ−クショップが下記の日程で開催されます。

ワ−クショップはアンサンブルの予定でどのようなレベルの方でも一緒に演奏を楽しむことができます。

プログラムもミンナさんのオリジナル曲とのことで彼女も指導できることをとても楽しみにしているようです。

カンテレワ−クショップ
１０月３１日（土）札幌市教育文化会館練習室
　　　　　　　　　１０：３０〜１２：００　５弦、１５弦、１９弦、ビッグカンテレによる入門、初級者の為のアンサンブル講座
　　　　　　　　　　１３：００〜１５：００　５弦、１５弦、１９弦、ビッグカンテレによる中級者の為のアンサンブル講座
受講料：１講座のみ受講者は　２，５００円　２講座を受講される方は３，５００円と割引されています。

それぞれにご自分で持っているカンテレを持ってご参加ください。
またカンテレをお持ちでない方は貸し出しをしますので事前にご連絡をください。

カンテレ経験者には２講座受講することをお薦めします。
ミンナさんは指導者としてもとても実力のある方です。きっと満足のいく指導を受けることができると思います。

尚、コンサ−ト、ワ−クショップの参加はお早めにご予約をください。
定員になり次第締め切らせていただきますのでご了承ください。

昨日、初めて　”胃カメラ検査”　をしました。

今年の夏ころから時々少し胃が重く感じることがあって何とはなしに気になったので思い切って決行。

口からの方がより広範囲に胃の中を見ることができるということでしたが、娘が昨年口から検査をして死ぬ目にあったと聞いたので私は鼻から（経鼻）からにしました。

どんなに大変な検査かと思いましたが、意外に楽でしたよ。
若い検査技師の方でしたがとても上手でした。

結果はまあちょっと”慢性胃炎”的なところはあるけれど異状なしとのことでホッとしました。


仕事の重責や新しい命の誕生などのことがあると健康管理ももう少し気をつけなければと思う今日この頃です。

今朝は珍しく早起きをしました。
それで朝刊を見ていたら私の目に飛び込んできた記事。

旭川在住の車イスのピアニスト　”山崎理恵さん”　が何とカナダのバンク−バ−で開催された”国際障害者ピアノフェスティバル”で金賞を受賞されたとのこと。

山崎さんとは昨年”奇跡のピアニスト-舘野泉-”さんのコンサ−トで初めてお会いしました。若々しくてとても可愛らしい方でした。
幼少の頃からピアニストを目指して頑張っていましたが、７年ほど前”膠原病”の合併症で脊髄を損傷して車イス生活となりました。そしてピアニストにとってはとても重要なペダルを使うことができなくなりました。
でも彼女を支援する沢山の方々が協力し合って彼女のために息でピアノのペダルを操作できる補助装置を開発しました。彼女もそれに応えるべく懸命に努力をして見事今回の受賞につながったのでした。

障害があっても努力をすればこんな偉業を達することができるんだということを教えてくれました。
日々の積み重ねの重要さを　人間の可能性とは何と素晴らしいことか　つくづく思い知らされましたね。

尚、山崎理恵さんのホ−ムペ−ジです。是非ご覧になってみてください。

http://www.rie-yamazaki.name/index.html

娘が出産のために先週火曜日から我が家に泊まり込んでいます。
主人と二人で静かな生活をしていましたが、今は毎日がとても慌ただしく賑々しい。
その上、アレルギ−持ちの七歳の男の子がいるのでお部屋をいつもきれいにしておかなくてはいけない。
毎日お掃除と食事などの家事に追われています。

１０年近く放っておいたお部屋をきれいにするのは大変だけれど結構楽しんでいます。

そんなんでこの後もブログは少し滞るかもしれません。

新しいパソコンもまだ使いこなせていなくて何とはなしに最近はパソコンに向かうのも億劫になってきています。

新しい命の誕生もとても楽しみです。
早く生まれてこないかなあ・・・