私の故郷「釧路」方面で一生懸命カンテレの振興・普及活動をしてくださっている方に
Kさんがいる。
Kさんは10年ほど前に
”札幌芸術の森”で初めてカンテレの響きを聴いた。
その時、カンテレの美しく繊細な音色に心を奪われた。
そして昨年偶然に私のファ−ストアルバム「風のカンテレ」のCDを入手した。
その時の驚きと嬉しさはこの上もなかったと今でも時々お話をしてくださる。
それ以来、釧路方面で何とかカンテレ仲間を作りたいとKさんの奔走が始まった。

そして11月1日に鶴の故郷「鶴居村」のお土産屋さん
”どれみふぁ空”さんでカンテレのコンサ−トとワ−クショップが開催された。
5弦、19弦、コンサ−トカンテレと3種類の演奏をしたがやはり注目は
”19弦カンテレ”
5弦だといつかきっと物足りなくなるのでは・・
コンサ−トカンテレは移動も大変そうだしお値段もちょっと高いし、それに 弾けるようになるかしら という不安もある。
でも19弦であれば、 何とか弾けるようになるかなあ と期待が膨らむ。
そんなんで、今回のこのワ−クショップで新たに数名の”19弦カンテレ”希望者が出た。
ようやく釧路にもカンテレが根付きそうである。
会の名前は
カンテレ”レラ”の会
この”レラ”はアイヌ語で
”風” という意味。
素敵なネ−ミングになった。
またこの日に”阿寒小学校”で開催されたカンテレコンサ−トに足を運んでくださったご父母の中にもカンテレに興味を持った方々がいらしたということで徐々にKさんの努力が実りつつある。
今後の活躍が楽しみである。

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