今年も昨年に続きフィンランド最大のカンテレミュ−ジックキャンプに参加する。会場は北カレリア地方のイロマンツイ(ヨエンス−から約1時間くらい離れたロシア寄りの小さな町)ここはカンテレ発祥の地と言われている。日程は6月11日から18日までの1週間。参加者は講師も含めて約70人。指導にあたられる先生方はフィンランドの最高学府シベリウスアカデミ−出身の方々がほとんどで最高レベルのものを受講でき、内容もとても充実している。
このキャンプは開催を始めてから今年で35年目を迎えるという。すごいですね。

(左は高校生のコンサ−ト、真ん中はカンテレ制作者のエルッキ・オッコネン氏と共に。持っているカンテレは私が作った15弦カンテレ。右は講師の先生方)
私の受講科目は7科目。5弦、19弦、39弦カンテレ各々の個人レッスンとグル−プレッスン。そしてパ−カッション(打楽器)。毎日この7科目のレッスンを受けるとなるとかなりハ−ドな日々になることだろうと思う。昨年は5弦のレッスンを受講しなかったが、5弦カンテレも色々な奏法が研究されていてとても面白そうなので今年はあえて選択。習得のあかつきにはきっと更に5弦カンテレの面白さが倍増することだろう!
札幌在住のカンテレ愛好者の皆様にも伝授しますので楽しみにお待ちくださいね。
19弦カンテレは初めてで、既に制作者のエルッキ・オッコネンに依頼しており会場で受け取ることになっている。
15弦と同じ奏法のようだが、ベ−ス音が増え、15弦より更に豊かな音量の演奏ができるのではないかと今からとても楽しみにしている。
私は8日にフィンランドへ行く。さてそろそろ旅の準備をしなければ。

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