おかげさまで、8/20に私の所属する鍼の研究会の20周年行事が無事挙行できました。
古典的な鍼治療と幕内先生の「粗食のすすめ」。どこが関係あるのでしょう。
明治以後の日本人は日本や東洋が持っているすばらしい文科や習慣を軽んじてきたと言えます。そして、それを見直し現代に生かそうという点が共通なんですね。
以下は当日私がみなさんにお話した内容のレジュメからです。
当会の歩み
文京鍼研究会 会長 加藤弘之
鍼は漢方だと誰もが思っていることでしょう。
しかし明治維新以後の日本の鍼は西洋医学に飲み込まれた形で行われてきました。そして今も鍼灸の教育は西洋医学を中心に行われているのが実状です。
天地自然と人との統一性を重んじる東洋思想と漢方理論に基づく鍼灸治療を復興させたのが経絡治療です。
経絡治療における諸先輩や、共に研究してきた同士のおかげでこの度文京鍼研究会は創立20周年を迎えることとなりました。今回は鍼灸のおかれている現状をふまえ、当会のこれまでをふりかえり将来への展望をお話できればと存じます。
鍼は漢方!
西洋医学的鍼?
経絡治療の始まり
中医学の考え方
現代における古典医学に基づく鍼
患者さんは漢方に期待している。
西洋医学とは違った意味で良さそう。
随証療法→病名治療ではない→パーソナルな治療
天人合一→季節や自然のサイクルに合った体へ
気の医学→物質的な体を生かしているのは気!
会の発足は、研究グループ
復習と考察
漢方古典医書の研究(素問・難経)
現代における古典医学の研究と実戦へ
次の世代が育つ
2006/8/20

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