iPhoneでも音楽は聴けて、便利だと思う半面、CDやレコードをじっくり構えて聴きたい気持ちになります。
今回は、まったくプライベートで、居室のオーディオをアップすることにしました。まあ、これには、終活を考えて楽器を整理した見返りなんですが、結局またお荷物を増やすことになりました。
居間は7.5畳の洋室で、JBLの20cm2うえぃをONKYOのデジタルアンプで鳴らしてます。ボリュームや高音は、まずまずなんですが、低音の量感が乏しく、腰がないのが不満です。
久々にショップで、アンプを試聴して、自分なりの結論が出ました。結局YAMAHAのA-S2100という当たり前のアンプを買いました。
5,6年前にスタジオのラージシステムにマッキンを入れた時にアンプはいろいろ聴いたはずですが、二世代ぐらい変わっていたようです。
今回はLUXMANを本命にして出かけたので、店で最初にL507UXを聴かせてもらいました。これは、良かったです。全帯域にわたり誇張がなく、響きがあり、ウッドベースの音程やアタック感も満足です。その後、同じメーカーの下位の物や旧モデルを聴き比べると同メーカーでもねらっている音が違いました。
店員さんが、Accuphaseを聴かせてくれましたが、すごく良かったです。LUXMAN 507から自然に切り替わりました。アキュには私の偏見があって、いかにもオーディオマニアの持ち物みたいな印象を持っていましたが、恐れ入りました。なるほど完成度が高いです。
メーカ毎の音調の傾向、いわゆる寒色系暖色系は、あうようですが、50万に近づくと理想的な良い音というのは大差がなくなってくるんですね。
\40万オーバーの物ばかり聴いてしまい、\30万以下の機種を改めて聴きました。
DENONは、マッキンの前に2000SEを一時的に使いました。店での低音の押し出しが気に入って買ったものの、実際には誇張が気になり手放した経緯がありました。今回聴いたDENONのPMA-2500NEは、良い意味で予想を裏切ってくれました。下膨れでなく、概ね♭で、ちょっと派手な印象です。
そして、YAMAHAのA-S2100を聴きました。YAMAHAのさわやか感はあるものの、押し出しが効いて、重心が下がってます。A-S1100も聴きましたが、傾向は似ているもののちょっと薄味です。
ラックスやアキュと比べると一つ下のYAMAHA 2100が検討しています。
結局貧乏性の私は、居室のスモールシステムには、ささやかなぜいたくとしてYAMAHAのA-S2100を選びました。
後日、CDプレーヤーもYAMAHAのCD-S1000を組み合わせました。
RCA接続の方が温かみがあって音楽的だと思います。あえてバランス出力やDAコンバーターの機能は必要ありません。
このシステムで、ある程度鳴らしこんでみると、小音量の時に物足りなさがなくなりました。「大きな音は出さないんだから簡単なシステムで」というのはあたりません。
まずまず一件落着です。

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