kato's colum

　ぼちぼち2009年1月号のジャズ誌が出回り、JAZZINリリース作品、「ジェントル・スリー」/稲葉 国光(b)中牟礼 貞則(g)小原 哲次郎(dsと、「テイク・オフ」/松尾明 & Take Tenが紹介されております。
　これで、少しでも全国津々浦々のジャズファンのみなさんに知っていただけるとありがたいです。

　昨年レコーディングした稲葉、中牟礼、小原の三氏の音源をリリースしようと念頭から動いていました。メジャーが手を出さないというので、自分で出すしかないということになったのです。でも、その辺の自費出版みたいにあのベテラン達に手売りさせたり、通販しか買えないような物にはしたくありませんでした。

　結局バウンディ（株）にディストリビュートをお願いして、インディーズレーベル「JAZZIN」としてリリースすることになりました。いやはや、音を録るのは慣れていましたが、アートデザインそしてISRCの取得や諸々の資料作成など随分学習しました。

　どうせレーベルとしてスタートするなら、単発ではインパクトがありません。そこで、松尾氏のお蔵テークをチョイスしてアルバム「TAKE OFF」も同時リリースしました。ちょっとあらっぽい所もありますが、トリオもTAKETENも聴き応えがあります。

　アルバム「GENTLE THREE」は、稲葉、中牟礼、小原の3人の連名で出したかったのです。もともとタイトルを「GREAT THREE」（仮称）として始めましたが、アルバムタイトルも演奏者も「GENTLE THREE」になりました。

　おかげさまで、12月17日にリリースすることができました。JAZZに力の入っているCDショップには並んでいるかも知れません。是非、JAZZINの音を聴いていただければと思います。

　完璧に半年休眠してしまいました。
　実に、offlineでは多忙でありまして・・・。
　それでも、その間に何か書き込もうと思っていたのですが、IDもPWも失念してしまい放ってありました。

　何度も覗きに来てくださった方、ごめんなさい。
やっとアクセスの見通しがつきましたので、復活いたします。

DDCZー1572　ＴＡＫＥ　ＯＦＦ／松尾 明トリオ＆テイクテン

意欲的にアルバムをリリースする松尾 明の未発表音源集。

　ファーストアルバムの後にレコーディングされた松尾 明のビッグ・コンボ「テイクテン」セッション (1999_2000年)、「松尾 明トリオ」(2005年)の登場。ミュージシャンが輪になって顔を見合わせながらレコーディングする濃密な「JAZZINスタジオ」での成果が一枚に結実。

PERSONNEL
松尾明トリオ
松尾 明 (ds)、嶌田 憲二 (b)、二村 希一 (p)

テイクテン
伊勢 秀一郎 (tp)、宮野 裕司 (as)、内田 光昭 (tb)、高橋 康廣 (ts)、西田 幹(b.tb)、
皆川 亨(ts)、二村 希一 (p)、上羽 康史 (b)、松尾 明 (ds)

全12曲
1: Ｔｈｅ　Ｅｔｅｒｎａｌ　Ｔｒｉａｎｇｌｅ
2: Ｓｅｒｅｎａｄｅ　ｔｏ　ａ　Ｃｕｃｋｏｏ
3: Ｉ　ｍｅａｎ　Ｙｏｕ
4: ＴＨＥ　ＰＡＲＴＹ'Ｓ　Ｏver
5: Ｉ'ｍ　ｔｈｒｏｕｇｈ　ｗｉｔｈ　Ｌｏｖｅ
6: Ｃｏｍｅ　Ｆｌｙ　ｗｉｔｈ　ｍｅ
7: Ａｌｆｉｅ
8: Ｍｉｓｓｉｏｎ　Ｉｍｐｏｓｓｉｂｌｅ
9: Ｔｈｅ　Ｍｏｕｎｔａｉｎ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｎｉｇｈｔ
10: Ａｎｔｈｒｏｐｏｌｏｇｙ
11: Ａ　Ｌｏｖｅｌｙ　ｗａｙ　ｔｏ　ｓｐｅｎｄ　ａｎ　Ｅｖｅｎｉｎｇ
12:Ｏｎ　ａ　Ｃｏｃｏｎｕｔ　Ｉｓｌａｎｄ

DDCZー1571　Ｇｅｎｔｌｅ　Ｔｈｒｅｅ　ジェントル・スリー

PERSONNEL
稲葉 国光 (b)
中牟礼 貞則 (g)
小原 哲次郎 (ds)

稲葉 国光、中牟礼 貞則、小原 哲次郎による「幻の黄金のトリオ」の初アルバム。

　四半世紀ぶりに再現された「ジャズ界の至宝」稲葉国光、中牟礼貞則、
小原哲次郎の「ジェントル・スリー」によるファースト・アルバム。今はないライブハウス「アレキサンダー」へのトリビュート。

全8曲
1: Ｓｏｕｌ　ｅｙｅｓ
2: Ｔｒｉｓｔｅ
3: Ｂｕｔ　ｂｅａｕｔｉｆｕｌ
4: Ｈｅｒｅ'ｓ　ｔｈａｔ　ｒａｉｎｙ　ｄａｙ
5: Ｗｈａｔ　ａｍ　Ｉ　ｈｅｒｅ　ｆｏｒ？
6: Ｐａｎｎｏｎｉｃａ
7: Ｃｏｍｅ　ｒａｉｎ　ｏｒ　ｃｏｍｅ　ｓｈｉｎｅ
8: Ｎｅｖｅｒ　ｌｅｔ　ｍｅ　ｇｏ