毎度何足ものわらじをはいているもので、落ち着かない毎日です。
秋はそれでなくてもいろいろ行事があります。
巨匠達のCDの進行状況はというと、
音はさっさと上がりました。OKテークを決めて、曲順を決めてマスタリングをしました。
マスタリングは、私とエンジニアの吉野氏で行いました。
まあ、この作業になると、私はただひたすら聴いて確認するだけなのですが・・・。
最初は音質補正やエフェクトも必要だったらやろうと思っていましたが、結果的にはそんなことは全く必要ありませんでした。
ちまたで行われるマスタリングはレベル稼ぎばかりのようです。
今回はコンプレッサーなどの姑息な手は使いませんでした。妥当なレベルの中でどうしてもクリップしてしまうような箇所のみを下げただけです。
コンプを使わなかったかというと、一つだけつかっています。うーん、これは企業秘密かなあ!
ベースのおとはしっかり入っているのですが、やや膨らみ過ぎる所がありました。そこで、ベースの音域でも極低い部分にのみコンプをかけています。これによって、ベースの音がしまったことはもちろんですが、ギターの響きが出てくるという効果がありました。
マスターディスクができてみると、大いにマイルドなアルバムという感じになりました。現在ジャケットデザインなどとライナーノートなどの検討をしています。この変になると私にはお手上げの部分もあって周囲の才能に頼るところ大です。
今月中には必要な物は揃えようと思ってます。

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