ギターと決別して27年になる。サックスを弾くようになってからも傍らにはほとんどいつもギタリストはいたので、ふざけてコードをジャーンとやるくらいで、ほとんどギターは触っていない。
ところが、勢いで本物レスポールを買ってしまった。50歳を過ぎたらギター再開してロックやるんだって冗談はいっているが、もう弾けっこないんだけど。
これは、本物ギブソンだ。バインディングがない分コストダウンしたレスポール・スタジオっていうらしい。レスポール・スタンダードっていう定番はやっぱり高価だ。
とりあえず、老後の楽しみにとっておこうってこと。それにスタジオに持っていけば弾いてくれるミュージシャンもいるし・・・。
それにしてもギターのブランドは隔世の感がある。フェンダー・ジャパンってのが出て何だかへんな感じがした。こいつは、本物かコピーかって。
私がギターを弾かなくなってから、メーカーの生産拠点がアジアに広がって日本のブランドもオリジナルに力を入れていたんだ。しゃれに買ったフェンダーなんとかのテレキャスターはなかなかのもんでおどろいた。
そもそも、私はグレコのコピーしか弾いたことがなかった。最後に持っていたのはEG900というディマジオのピックアップを積んでいたものだった。高3の時に大人になっても引き続けるつもりで選んだブラウン・サンバーストだった。これはボディーがグレコというだけでパーツは本物を超えていたと思ってた。
レスポールのボディーをなでていると何だか少年心をそそられる。

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