三人寄れば文殊の知恵
そんなことわざがあります。
文殊は文殊菩薩のこと。
智慧をつかさどる仏様です。
ちなみに、
知恵
だと思っていたんですけど
智慧
なんですね。
智慧:相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。
知恵: 物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。
おなじ読み方でも、少し深さが違うみたい。
智慧の中に知恵がある、そんな感じらしいです。
昨日のトレーニング
大雪だったり、大会だったり
なんだかんだ言って土曜日のトレーニングとしては今年初。
参加者は3名。
3名しかいない、ではなく、3名だからできること
そんなことを考えて
参加した3人がより成長できるようにトレーニング。
2対1のボール回し。
半面はコーンをたくさん置いて、タッチはフリーまたは4タッチまで、パスの回数は制限なし。
もう半面はコーンなしだけどワンタッチで、そこでパスできる回数は3回まで。
コーンたくさんだと、隙間を探すのが大変。正確にコントロールしないと当たってしまいます。
コーンがなければ広々して楽ですけど、ワンタッチなので出した選手がすぐにもらうようにしないとパスコースが作れない。
状況に応じた判断が必要です。
このトレーニング
例えば桂小学校の体育館で15人とかの参加だったら全員一緒にはできません。
狭くするか、交代で休みの人が出るか。
3人で体育館全部使えるからこそできるトレーニング。
智慧とまでいかなくても
知恵をだせばその状況に応じて選手がより成長できるメニュー、いくらでもできますよね。
集団の密集の中での判断を求めて、
コーンを置けば疑似体験できます。
トレーニング=疑似体験
といった一面もありますから、やり方次第ですよね。
置かれた状況
その中で何ができるか?
選手に求めていること、
指導者も率先してね!
知恵を出しながら
智慧をつけること・・・無理かなぁ。
俗物で、欲にまみれていますから(笑)
でも少しでも
なれるといいなぁ。

0