サッカーでも日常でも
できるだけポジティブに行動しよう、ポジティブな言葉を使おう
そう心がけています。
でも、ネガティブなイメージはいけないのかといえば決してそうではありません。
ゴールキーパーなんかは
危機察知が大切。
味方ディフェンスが相手に詰めていったときに
もしかしたら抜かれるんじゃないか?
良いパスを出されるんじゃないか?
シュートを打たれるんじゃないか?
そんなことを想定してポジションを変えたり準備したりすることで、ゴールを奪われることを避けることができます。
車の運転で、物陰から子供が飛び出してくるかもしれないから注意しましょう!
そんな感覚ですね。
攻撃のポジションであれば、
味方が奪ってくれるだろうから、
奪っていいパスをくれるだろうから、
それを想定してシュートに持ち込めるいいポジションを探すでしょう。
こちらはポジティブなイメージ。
どちらも大切ですが、状況によって、ポジションによって、必要なイメージは違います。
サッカーにおけるシュートを防ぐ際にはネガティブなイメージの組み立てが大切。
いま、社会生活においてオーバーシュートを防ぐには
残念ながらネガティブなイメージの組み立ても必要。
若くて自分は大丈夫いだと思っている人たち
ポジティブなイメージは大切ですが、
無自覚で感染して、それを運んで他に振りまいて、
その結果体力のない人が死んでしまうかもしれない
そんなイメージを持っているんでしょうか?
今はそういったイメージも必要な時期。
きっと終息する!
そんなポジティブなイメージを持ちつつも、
自分が間接的に加害者になる、そんなネガティブなイメージも若い皆さんには持ち合わせてほしいものです。
今に限ったことではありません。
どんなときにも、サッカーにも必要な感覚ですからね。
ネガティブなイメージをもって、その上で、よくするための行動を積極的にとる。
そんなことが今に限らず大切。
日常からサッカーにつながる
そんなことを今の状況からたくさん学んでほしいと思います。

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