最近ちょっと訳あって、娘と同年代の女性と就職に関することをいろいろお話しする機会をいただきました。(あんまり詳しい表現はできませんのでわかりにくいかとは思いますが・・・)
新卒で、専門学校卒の場合その学校で学んだことが役立つ就職先を探す、これは当たり前のこと。
企業側も当然そういった学校から来ることは当たり前の感覚。
でも、専門学校で学んだ事とあまり関係ない企業を受ける場合だったり、転職等の場合には学校に通っていた経歴があまり役には立ちません。
まあ、4年生の大学卒で、文系の学部なんかも基本そうでしょうけどね。
そんなときに、私たちのようなどちらかといえば体育会系の人間は、
スポーツをずっとやってきた人間は、頑張ることができて、上下関係をきちんと把握できた挨拶もできて、明るく前向きな人間で!
ついついそんな妄想を抱いてしまいます。
アニメ専門学校やデザイン専門学校に通っていた人間は、コミュニケーション能力が少し低く、これまでに全力で物事に取り組んだことがない、
そんな先入観を抱きがちです。
年代にもよるんでしょうけど、現実問題としてそういった発想を持つ方、多いんじゃないでしょうか?
まあ、私自身もそれに近い感覚は持っています。
でも、それってはっきり言って偏見ですよね。
スポーツをやっていてもコミュニケーションが苦手な人間もいますし、みんながみんな明るくて爽やかなわけではないですし、ただやっていただけっていう人間の方がむしろ多いですしね。
アニメーターを目指して、コツコツと技術を身につけて、寝る間も惜しんで努力し続けて、狭き門をくぐった人間は間違いなく物事を頑張れる人間なんでしょうし、一人でこつこつ作業をするのが得意だから、人とお話しができないかって言えば、そんなこともなく、明るくて社交的で、きちんと挨拶をする人間だって少なくはないんでしょうからね。
学歴とか肩書
目安にはなります。
偏差値の高い大学を卒業した人間は、間違いなく学校の勉強に関しては偏差値の低い高校だけを卒業した人間よりも努力をしてきているんでしょうし、
スポーツでプロになるような選手は、持って生まれた能力も去るんでしょうけど、なれなかった選手よりも厳しいトレーニングの積み重ねがあったんだと思います。
でも、大学を出ていなくても勉強を頑張っていた人間はたくさんいるんでしょうし、プロになれなくても、プロにたどりついた選手よりも厳しいトレーニングを余計に積んできて選手もたくさんいるはずです。
スポーツに携わっていると、どうしてもスポーツを頑張ることは容易にイメージできますが、自分の詳しくないジャンルに関しては努力や積み重ねをイメージできにくいんでしょうね。
こういったことで偏見を持つこと、恥ずかしいことだと思います。
多分、私のように何事にも中途半端だった人間に多くありがち。
気付いて、正す、
遅すぎることはありません。
いつも偏見のない物の見方ができるように、常に心がけたいものです。
今回いろいろお話しさせていただいた皆さんに素晴らしい未来が待っていることをお祈りしております。

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