さわやかな日ですね。
スポーツをするには非常にいい気候です。体を動かして「気持ちいい!」って素直に感じることのできるいい季節です。
昨日は久しぶりに桂小学校の芝生で練習。
天然芝の上でサッカー、やっぱりいいですね。
五感の中でも、「香り」とか「匂い」を感じることで、より気持ちよさを感じることって結構ありますよね。天然芝でのプレー、子供の様々な感性を養おうと思ったら、人工芝では与えることのできないものが「香り」や「匂い」を含めて、たくさんプラスの部分かあるんじゃないでしょうか?
もっとたくさんの学校がやればいいのになぁ・・・手入れが大変とかのデメリットよりも、子供にとってのメリットのほうがたくさんあるのにね。ホント、そう思います。
5年生の大会もひと段落、(残念ながらのひと段落ですが)これまで取り組んできたことをよりきちんとできるようになることが大切だと思い、そのうえでトレーニングを楽しませるためにちょっと目先を変えて、新しいオーガナイズのものを取り入れてみました。
新しい、ちょっと難しいおもちゃ、子供は喜びますからね(笑)
日ごろからよくやっている、
通称『鳥かご』
サッカーでは結構メジャーなトレーニング。
うちのチームでは、正方形のグリッドで、外3人、中1人のパターンで結構多く行います。
これまで、多くの場合は外の選手は正方形の『辺』の部分で移動してもOKというルールで行っていました。これだと、受け手が動くことでパスコースが広がったり、次に受け手がどちらに行きたいかによってパスの方向を変えたりすることが求められます。
今回は正方形の頂点で受けるといったルールで行ってみました。
これだと、パスの正確さを求められますね。
外3人で、対角線のパスを禁止すると、パスを出したら常に移動することが要求されます。
そうしないとパスコースが1か所だけになってしまいますからね。
パスを出すときには必ず名前を呼んでからにしてみました。
この辺りまではいつもやっているルールに近いもの。
今回は、そこから発展して、名前を呼んでパスを出す、でもそちらを見ずに
『ノールックパス』
で出す。
これ、私のオリジナルではなく、たぶん何かの本に載っていたものが頭の片隅に残っていたもの。
頭の中の引き出しの奥から引っ張り出してみました。
なぜノールック?
だって、ノールックで出すためにはその前にきちんと状況把握していなきゃいけないでしょ!
きちんと見る習慣をつけるために、見ないでパス!!
見るべき時にに見ていることで成立する、そんなルールです。
ノールックで、名前を呼ばなければいけない。
これ、結構苦労していましたね。
だって、見ている相手の名前じゃないんですもん!!
これ、
きちんと見るため
ということにプラスして
頭の中で、行動と違うことを言葉にして出すっていう『脳』のトレーニングにもなるっていう副産物もありそうです。
『脳』の働きがよくなれば、スポーツの上達度も上がりますからね。
頭がちょっとぐちゃぐちゃになるかもしれませんけど、ちょっと難しいこと、子供たちって楽しそうに行います。
常にちょっと先に、少しだけ高いハードルを置いてあげると、勝手にそれを飛ぼうとするんですよね、子供って。
私自身は、プレーにおいて子供たちが乗り越える大きな壁にはもう慣れません。たぶん乗り越えている選手、たくさんいますから(笑)
でも、まだまだ頭の奥の引き出しの中には高い壁がたくさん在庫してあります。これからも在庫を増やします。会社だったら長期在庫、不良在庫になりそうですけど、頭の中の在庫はそうはなりません。
高い壁、少しずつ高いものを出してあげて、より高く飛べるようになってほしいものです。
そのためにも
在庫管理、きちんとしなければね!!
さて、部屋をかたずけるか('ω')ノ

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