息子は昨日東京に旅立ちました。
引っ越しで京都まで行った際に買ってきた雛あられは昨日なくなりました。京都土産はこれでおしまい。色々美味しいもの沢山の京都、ありがとう!これからは東京で美味しいもの探しですね(笑)
京都の雛あられ、甘くないんですよね。色とりどりで綺麗なんですけど、いわゆる普通のあられの味。これはこれで美味しいんですよね。
実はこちらが本来の物で、このあたりの甘い雛あられがあとから出てきてこのあたりでメジャーになったと考えるのが正しいのかもしれません。当たり前すぎるのであまり考えたことなかったですね。
ちなみに我が家のお雛様はまだまだ片付けられません。お人形の湿気を抜くのも目的ですから、暖かくなってきた今頃はもう少し出しておいてあげようと思います。
けっして娘を長く手元に置いておく目的で、嫁に行き遅れるのを願っているわけではありません。
フィギュアスケートの男子フリーを珍しくじっくり見たんですけど、よく考えたら過酷な競技なんですよね。
シンクロナイズドスイミングなんかもそうらしいですけど、いわゆる
『演技』
という表現をされる競技
苦しくてもニコニコしていなければいけないんですね。
フリーの演技ですから後半などは体力的にもかなりきついはず。
失敗しないように真剣に歯を食いしばって頑張っているのが表情からも伝わってきます・・・ではダメなんですよね。
難しいジャンプも、『頑張ってこらえて成功させました』ではなく、簡単なジャンプをやったかのように何気なく、サラッとにこやかに行わなければいけないって実はすごく大変なこと。
子供のサッカーでは
長い距離を歯を食いしばって頑張って走っている選手にはついついいい評価を与えてしまいがち。
苦しそうな顔をしていても、それでもがんばって身体をぶつけてボールを奪いに行く選手なんか大好きなんですけどね。
ゴン中山みたいに闘志が表に出るタイプ、個人的には好きなんですけど、あれじゃあフィギュアスケートの演技としてはダメなんでしょう。
凄く頑張っているのに
全然頑張っていないよ!
別に普通だよ!
そのあたりの奥ゆかしさというか、凄いことをやっているのに苦労したことをアピールしないあたりは日本的なスポーツなのかもしれません。
でも、考えてみれば努力の目に見える部分って実は少なく、
真の努力している姿って目に見えない部分の方が多いんじゃないでしょうか?
会社のお仕事なんかでも、実は頑張っていますよってアピーツする人間よりも、たいして忙しくないですよって言う人間の方が陰でより多くの努力しているってこと多くありますから。
小学生であれば見えている部分の努力というプロセスをたくさん評価してあげたいと思います。
そうやりながらも、
プロセスを評価されなくても、自分の意思で隠れた積み重ねをできる人間に育ってもらいたいものです。
隠れた部分を透視できる、そんな力をこちらも身につけたいですね。
さて、いいお天気で久しぶりに外でサッカーができます。
選手の隠れた頑張りを見逃さないように、眼鏡を拭いて行くことにしますか!

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