夕日が綺麗な季節になってきました。
夕日って、大気中の不純物があるから綺麗な色になるんですってね。
ってことは、私の心にお日さまの光を当てると綺麗な色になるってことでしょうか?不純物でいっぱいですから(笑)
不純物だらけの心に残っていたなんかモヤモヤしたもの・・・
昨日の投稿
拍手していただいた方には申し訳ないのですけど、なんか自分の中に違和感と言うかモヤモヤしたものがあって・・・
文武両道に対する評価
スポーツも一生懸命なのに学校の勉強もきちんとして偉いね!
そんなニュアンスでついついまとめてしまいましたけど、そもそも学校の勉強をきちんとするってこと自体がそんなに偉いことなんでしょうか?
息子が高校生の時に、息子に対して
『勉強きちんとして偉いね!』
なんて表現、一切しなかったと思います。
学校の勉強するのは結局は自分のため。
だから勉強するって親からの評価があるから頑張るものではなく、あくまでも自分のためにやる物。
他のことをやったが為に勉強できなくてもそれは単に自分に帰ってくるだけ。
よくそんな話をしていました。
歳を重ねると、優しくなったのか、ついつい頑張っていると無条件で誉めちゃいますけど、進学校で勉強とサッカーの両方を頑張っているからって言って、実はそれは誰のためではない、自分のための行動なんであって、
両方やっているからものすごく偉い
と言うわけではないと思うんです。
まあ、自分にはできないことを実践している選手たちと言うことでは凄いとは思いますけどね。
逆に、勉強せずにサッカー一筋の選手は低評価になるのかと言えば、決してそうでもないと思います。
単に考えが浅くて
サッカーは好きだけど学校の勉強に勝ちは感じることができない、勉強することの価値に気付いていない
だからサッカーは一生懸命やるけどあんまり好きではない、めんどくさい、苦手な学校の勉強は一生懸命やらない
そんな選手はあまり評価しませんけど、
学校の勉強はした方がいいに決まっているし、サッカーでものにならなかった時の保険のためにもやっておいた方がいいのはわかってはいるけど、それでも今はその時間さえも惜しんでサッカーのトレーニングに費やしたい!
そんな気持ちで本気で取り組んでいる選手は、それはそれで素晴らしいと思うんですよね。
ある意味、退路を断って本気で取り組んでいるわけですから。
文武両道と言う考えもありますが、
二兎を追うもの一兎を得ず
という考えもあるわけですから、サッカーにすべてをささげるといった発想も真似できない素晴らしい行為として評価してあげなければいけないでしょう。
親が自分の子どもに対して望むのは、万が一の時に安全な道を選ぶこと。
サッカーも一生懸命やってほしいけど、その後の人生だってあるわけだから勉強もきちんとね!って発想。リスクマネジメントって言えばそうですけどね。
でも、その上でイバラの道を覚悟の上で、回り道覚悟で退路を断って本気で取り組みたい!
世の中そんなに甘いもんじゃないって発想、大人としては当たり前ですけど、それでも、そんな選手、応援してあげたいですけどね。
多くの人って学校の勉強嫌いだと思います。
だから学校の勉強もきちんとして、その上でサッカーもがんベっている選手を両手放しで誉めちゃいます。
私もその一人です。
サッカーは好きなことやっているんだから頑張って当たり前、そんな発想も持っちゃいます。
でも、文も武も
自分のためにやっていることで、どっちをやっているから偉いとか、
両方やっているから無条件で偉いとか
片方だけだから両方やっている人よりは劣る
そんなことは無いんだと思います。
自分も勉強あんまりできなかったもので勉強できる選手にちょっと引け目を感じて、だから両立しているから偉いねみたいな表現にもしかしてなっていたかもしれません。
そんな発想してしまった自分になんかモヤモヤしたものを感じて・・・
文武両道を目指す選手
退路を断って一意専心で臨む選手
どちらも素晴らしいと思います。
でもサッカーって、インテリジェンスが必要な競技なので、そのあたりを理解するとまったく勉強無しってわけにはいかないんですよね。
サッカーをひたすら求めたら、勉強の大切さに気がついた!
そんな選手になってほしいですけどね。
文武両道していたからこそ、サッカーも上達した、
そんなことも気付いてほしいです。
なんかまとまりのない文章になりましたけど、そう思います、本当に!!

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