やっと寒波が去ってくれました。
『もうこの冬一番の!』
はこないんでしょうか?
ウインタースポーツはやらないのですが、興味はあります。
スキージャンプの高梨沙羅選手、凄いですね。
ああいった選手をみているとほんとうに天才っているんだと思います。
よく、
『才能ではなく努力』
ってこと言いますが、恐らく高梨選手よりも多くの努力を積み上げてきた選手って沢山いるんじゃないでしょうか?
子供のサッカーのトレーニングで、リフティングの練習をしているときに
『続けていれば絶対できるから!』
ってことをよく言います。
上手くできる選手が凄く努力をしていて、上手くできない選手がその選手に比べて努力が足りないかって言うと必ずしもそうではありません。
昔ガンバ大阪にいた磯貝選手なんか、小学校の5年生くらいでサッカーを始めて、1週間くらいでリフティング500回できたからその後は練習したことないってことを言っていました。
格闘家がどんなに命がけで努力しても、多分努力していないライオンには勝てないですよね。
そんなこと言ったら努力する理由なんて無いんじゃないって思いがち。
努力
は
成功の必要条件ではあるけど十分条件ではないってことなんですよね。
スポーツは人生の縮図だと思います。
努力すれば必ず成功するわけではありません。
これ以上やったら死んでしまうくらいの努力をしても負けるときは負けます。
お仕事でも、努力して、いい成績を収めて、その上人間性で優れていてもその会社で社長になれない人なんて沢山います。
だったら努力なんて無駄な作業?
努力しても成功しないかもしれませんが、努力しなくても成功する人もまれにいるかもしれませんが(真の成功かはわかりませんけどね)、努力しないと基本的には成功しません。
成功しないとしても、確実に成長はします。
努力をするという事はあくまでも手段であって、努力するということは目的ではありません。
でも、その手段を楽しむことができる人間ってやっぱり成長するんだと思います。
「めんどくせ〜な〜」
そんな気持ちを持たずに、難しいことをパズルを解くように楽しめる
成功がわかっているからやるのではなく、成功しないかもしれないことにチャレンジするからこそ成功した時の喜びって大きいんですよね。
ロールプレイングゲームを攻略本なしで完全攻略したら凄い喜びがあるでしょ!
サッカーって人生と一緒でいつまでも攻略できないものですけど、だからこそ選手が努力と言うプロセスをできるだけ楽しめるような攻略本になれたらいいですね。
「もうこの攻略本、古いから要らない!」
そんなこと言わないでね・・・

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