インディーカーレースでの多重事故でチャンピオンのダンウェルドンがなくなるという不幸な事態が起きました。
自動車レースの世界では我々の行っているサッカーなどよりより多くの安全に対する努力を行っているにもかかわらず、やはりこういった不幸な事故が付きまといます。
アイルトンセナ
ロニーピーターソン
ジルヴィルヌーブ
F1ではチャンピオンクラスのドライバー(F1ではパイロットですね)も多数亡くなっています。
レースの世界で昔から言われていること。
「できる限り限界に近づく
でも、1%でも限界を超えてはいけない」
サッカーの試合などで、よく横断幕なんかに
「限界を超えろ!」
なんていう応援の言葉が書いてあります。
でも、限界は超えてはいけないから限界なんですよね。
耐久レースなんかでもそうですが、車の性能の限界を超えた瞬間に完走もできなくなります。
完走できないくらいであればまだいいのでしょうけど、今回のように死亡事故につながるということもあります。
絶対に100%を超えてはいけないんです。
スポーツの世界には限界を超えるくらいの努力をしている人間は数多くいることでしょう。
実際に越えてしまって、不幸な結果を招いているケースも多いんじゃないでしょうか。
でも、自分の限界を低く設定して、自分の限界がもっと先にあるということに気付かずに、60%とか70%で終わってしまっている選手も多いんじゃないでしょうか。
(まあ、私も選手時代はそうだったかもしれません)
指導する側として、選手の限界はどのあたりなのか。
言葉を変えれば、選手の可能性はどこまであるのかということをきちんと見極めてあげることが必要なのではないでしょうか。
けッして限界を超えることなく、でもできる限り限界に近づくことができるように限界点を的確に示してあげることができるようになりたいものです。
ちなみに私の膝は左に続いて右も痛んできました。
こちらは明らかにもう限界ですので(場合によっては超えている?)無理しないようにしたいと思います…
って言いつつ、火曜日の練習でちょっとお手本やっちゃうからますます悪くなるんだよね。
自分の限界とか年齢をきちんと考えましょう。

1