ゲリラ豪雨って言葉が本当にピッタリな降り方ですね。
昨日は仕事で新潟市内に行ってきましたが、ところどころ冠水で通行止め。
回り道ったって、知らない道に行くとどっち向かって走っているかわからん状態!
皆さんのご自宅付近は大丈夫でしょうか?
先日aganoさんにお邪魔した時にゴールキーパートレーニングをお手伝いさせていただいたのですが、その際に少しお話させていただいたのが、
肩甲骨周辺を緊張させずに動きやすくするという事。
東朋高校のバスケ部で古武道を指導されたことで有名な甲野善紀さんの本や、ゆるトレでおなじみの高岡英夫さんの本などを読むと、肩甲骨を自在に動かすといった事がよく書かれています。(あと、内山コーチの隠れた愛読書、「月刊 秘伝」にもよくでてきます。)
でも、肩甲骨を単独で自在に動かすって難しいんですよね。
「達人」
にはできても、修業を積んでいない一般人にはちょっと…って感じです。
ゴールキーパーの場合は、他のポジションと違って、手が自在に動いてくれることが求められます。
より素早く、
より遠くまで!
自然な状態では、手のひらを内旋すると肩甲骨は開き弛緩する、外旋すると背骨側により緊張するようです。
ちょっと試してもらえばわかりますが、余計なことを考えず、何気なく親指を上に向けた、「前ならえ」の姿勢から、手のひらを下に向けてみてください。
手が少し前にのびるのがわかると思います。
一般的に、レスリングや相撲などは、脇をしめて親指を上に向けてかまえますよね。
あれ、倒れてはいけない競技ですからね。
ゴールキーパーは、素早く手を動かして、素早く倒れることが要求されます。
素早く動くには、予備緊張が邪魔になります。
ですから、肩甲骨周辺を動きやすい、予備緊張の無い、どちらかと言えば弛緩した状態からスタートした方が素早く動けます。
俗に言う「達人」であれば、この緊張と弛緩が自在にできるのでしょうけど、小学生ですからね。
基本的には余計な力を入れずにリラックスした状態で構えて、動きやすくしてあげたいものです。
脇を楽にして、手のひらを下に向ける。
これだけで肩甲骨周辺は動きやすくなります。
カテゴリーが上がるに従って、求められるものが代わってくると思いますが、小学生のゴールキーパーであれば、まず余計な力を入れずに素早く動ける姿勢を見につけてほしいものです。
ご指導される方の実績や経験によって、何を重視されるかが違う事、多いですよね。
でも、余計な力を入れないことって多分共通認識。
「リラックスして」
とか、
「楽に」
とかって言葉よりも、どうすればリラックスできるのかという事を選手には沢山伝えてあげたいですね。
あっ、珍しくなんか専門的な話題でしたね。
一応、サッカーを指導するために少しは勉強しているもんで、ひけらかしてみました。
最近、酒とかラーメンとか多かったのでちょっと格好つけて・・・

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