昨日は夜間練習日。
練習前にグラウンドでみんなでサッカーしてから、7時になって体育館で練習。
サッカーの練習前にサッカーで遊ぶ(^^♪
いい環境です。
まだまだ外でプレーすることに対する切り替えができないのでしょうか?
ボールを受ける前に周りを見て判断して、ワンタッチコントロールといったプレーが苦手なようです。
足元に止めて、それから見て考えるといったプレーが目につきます。
きちんと見て判断する練習に時間を使ってみました。

赤はコーン、黒がボール、点線がボールの動き、実線は人の動きです。
黄色の選手から青の選手にインサイドキックでパスを出した後、黄色の選手はどちらかのコーンに移動します。
青色の選手は黄色の選手が移動したコーンと逆方向のコーンにワンタッチコントロールで動きその後に次の選手にパス。
その際に、相手が移動している方向と逆の足の(相手から遠い足)インサイドでコントロールするといったことを限定します。
まあ、判断の数は少ないのでシンプルなトレーニングです。
ただ、どうしても、見て判断してからのコントロールなので、ていねいなコントロールができない選手が多いですね。
ボールを出す方は、だんだんみんなが同じ方向に行きがちなので3人続けて同じ方に進んではいけないっていうルールを追加しました。
これで判断する種類が増えます。
最初は9人でボール一つでしたが、途中からは二つにしてみました。
思った以上にバタバタですね(笑)
でも、不思議なものです。
少し難しくすると集中力が増すんですね。
見て判断する習慣はどの年代に行っても大切であり、この年代で必ず身につけなければいけない習慣です。
大会に合わせたトレーニングというものが不要なチームなので少し時間をかけてもきちんとやりたいと思います。
この練習が終わって、ゲームの準備の時のこと。
コーンをかたずける選手とゴールを準備する選手、自然とわかれて結構素早くできるようになりました。
そんな中で、ちょっと笑えたこと。
4年生のKanata
コーンをかたずける際に、
「ひとつ頂戴!」
って叫んでいる。
自分もかたずけにきちんと参加したいという意志の表れなのであろう。
近くの人がさっさとかたずけた方が早いのにね!
早くかたずけることが本来の目的。
本末転倒って言えば本末転倒です。
厳密にいえば大人から見た判断としては間違った判断でしょうね。
でも、こういった献身的な積極性、大切にしなければいけないのかもしれません。
正しい判断とともに、大人から見れば正しくない判断も時には大切なのかなってふと思いました。
子供の成長のためには、常にパスコースをたくさん準備した考え方をしたいものです。
発想の多様性、忘れないようにしたいですね。

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