久しぶりの
暖かい日でした。
外でベンチに座ってついつい、うとうとしそうでした。(ちょっとしていたかな?)
昨日は3日に雨と雷で順延になっていたオオミヤカップに参加しました。
選手の皆さんの感覚、ご父兄の皆さんの感覚、それぞれ違うと思います。
選手の中には勝てなくて悔しい気持ちでいっぱいの選手もいるでしょう。
その気持ちは本当に大切にしてもらいたいと思います。
ご父兄の皆さんも、最初の試合こそ勝利したもののその後の試合では4点とか5点を取られるといった厳しい展開でしたのでみていて心苦しいこともあったのではないでしょうか?
私の感覚では、結構楽しめた一日で収穫が多かった、そんな気持ちです。
ポジションを選手自分たちで決めて、上手くいかないときにはみんな沢山意見を出して様々な形を試してみる。どちらかといえばうまく機能しない方が多かったので、より良いものを作り上げようと、本当にたくさんの意見を出し合っていました。
こういった試みの時って、上手くいかない方が選手を成長させてくれます。
試合を振り返って、なぜうまくいかなかったかを考えて自分たちで修正する。
順位がきっちり出る大会でこういったことができたという事が、今回の一番の収穫ですね。
ゲーム内容に関しては、外から見た感想として、上の学年の選手の絡んだ場面では結構できているなという感じでしょうか。
広くなったコート、増えた人数、それらをあまり苦にもせず、いい対応を見せてくれました。
3年生4年生に関しては、体格やスピードの違いでかなり苦しんでいたような気がしますが、こちらは時間が解決してくれることでしょう。
なんだかんだいって、もしかしたら体育の成績が悪そうな選手でも高学年になれば何とかできるように成長してくれた、そんな感想です。
今回は、自分たちでシステムやポジションを決めると同時にもう一つの課題がありました。
「味方に文句を言わない、怒らない!」
こちらは結構できていない選手がいたようです(笑)
ついつい怒っちゃう、文句になってしまう、日頃の習慣がゲームにも出てしまうのでしょうか?
「なんでそっち出すんだよ!(怒)」
と叫ぶより、
「いまはこっちに出そう!」
とか、
「フリーだからドリブルでいけるよ!」
とか、前向きの建設的なアドバイスをしてあげよう、そういった課題でした。
怒ることで冷静さを失い自分の持っている良い面が隠れてしまう、そんな場面もありました。
怒りは大きなエネルギーになる、そんな考えもありますが、闘争心と感情に支配されることは違うと思います。プレーの厳しさと文句を言う事、これも違うと思います。
このあたりを分かってもらいたくて、そういった課題を与えてみたのですが、選手の皆さんは理解できたのでしょうか?
子供にそういった指示を出す以上は、大人のこちらも怒るわけにはいきません。
プレーが上手くいかなかったりしても、不満を顔に表すこともいけないのではないでしょうか。

子供と一緒にたくさん学ぶことができた、そんな感覚です。
子供の考えたシステムの意外性も新鮮でしたし、意外なプレー、素晴らしいプレーも沢山ありました。
よく、子供から学ぶって言いますが、子供に指示を出しつつ子供から
学ぶことの多い一日だったと思います。
残念なのは、今日が休みじゃないことでしょうか…
風邪も治りかけ。頑張りましょう!

1