昨日はときめきリーグを桂小学校で行うと同時に、富曽亀FCさんの1,2年生とFC桂ヘリアンサスの1〜3年生の合同練習を行いました。
最初はみんなちょっと緊張していたみたいでしたね。
低学年なのでもっと賑やかになって話も聞かないのかと思いきや、結構みんなモジモジくん!ちょっと意外でした(笑)
まあ、30分もするとみんな慣れてきて仲良くやっていましたから、やっぱり子供ってすごいです。
道具を使ったコーディネーショントレーニングから入ったのですが、ちょっと食い付きが悪かったのであっさりあきらめてコミュニケーション中心のトレーニングに切り替えました。
ちっちゃい子のトレーニングでは、この、「あっさりあきらめる」って、結構重要なんじゃないかと思います。
こちらの表現力不足だったり、子供のその時点での理解力だったり、スムーズにいかないことをだらだらやってどんどん集中力が下がっていくってこと、結構ありますよね。
本なんかを読んで、こんなトレーニングをしようって思って準備してきたときに結構こういったことに陥ることがある気がします。
お笑い芸人並みのアドリブが必要でしょう。
普段、5人とか6人で練習しているうちの選手の皆さんは、人数が増えたことで日ごろできないトレーニングメニューができて楽しかったんじゃないでしょうか。
人数が少ないことを逆手にとって、目の行きとどいた練習にすることを心がけていますが、こういった形でいつもと決まった人数じゃない練習を体験させることって子供にとって非常に有益だと感じました。富曽亀FCさんに感謝ですね。
富曽亀FCさんの選手、2年生で、始めたばかりなのにきちんとしたキックができてドリブルも含めたボールさばきの技術レベルが高い選手がいます。
昨日参加した選手の中で3年生も含めて技術的には少し飛び抜けていました。
実は、いいことかどうかわからないのですが低学年の選手に対しては自分の中では評価しないようにしています。
低学年、特に1,2年生あたりはこちらのトレーニングや日ごろの積み重ねといったことが関係なく、できることできない子が存在します。
話をよく聞けない子もいます。
落ち着きが無い子もいます。
練習を休みがちでも、凄くできる子もいます。
仲間に思いやりのある子もいれば、意地悪をする子もいます。
千差万別です。
こういった子供たちに対して、評価するのではなく、事実を事実としてだけ受け取るようにしています。
「話をよく聞けないからダメな子だ!」ではなく、「単に今の段階で話を聞けない」
「意地悪で悪い奴だ」ではなく、「今のところ、仲間に対して嫌がることをする傾向にある」
そんな風に、評価しないで受け取ることにしています。
スタートラインに立ったばかりの選手たち。
今どこに立っているのかをきちんと確認しないで、その立ち位置をあたかも成果のように評価しない、評価はスタートしてからもう少したってから、そんな風に思っています。
今は一緒に楽しみ、一緒に喜ぶ、それで充分だと思っています。
3年生くらいになってくるとすこし微妙ですけど…でも、きちんと評価すると同時に評価しずぎないようにしています。
もともと甘っちょろくって、ゆるゆるのチームですので、厳しさを前面に押し出してくるチームの皆さんには理解できないかもしれません。
でも、これでいいんじゃないかと思っています。
低学年を指導しているみなさんはどんなお考えを持っているのでしょう?
今度聞いてみたいですね。
富曽亀FCの皆さん、また一緒に練習しましょうね!
次は外の芝生で楽しくやりましょう。
お待ちしております。

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