昨日から中体連の中越大会。
仕事でちょうど近くに行っていたことと試合時間がお昼の時間帯ということもあり観戦させてもらうことに。
前半に交通事故のような失点、ループ気味だが、狙ってのシュートとしてもめったにあそこまできれいに入るものではない。
後半、ゆうたの目の覚めるようなシュートで同点に追いつく。
ゴールキーパーの神がかり的なセーブもあり追加点を許さない。彼の頑張りがここまで緊迫したゲームを作り上げたといっても過言ではない。素晴らしいプレーだったと思う。はじいたボールがポストに当たる場面が何度もあり、流れは完全に山本中学校かと思われた。
ポゼッションは60対40くらいで相手が制していた。
ディフェンスの頑張りもあったが、クリアボールが前線に出すだけなので攻撃も単発で、急ぎすぎていることもあり数的優位も作れていないケースが多かった。
ただ、中盤が全然作れなかったかといえば決してそうではない。組み立てようという意識は見えた。いくつかのチャレンジもあった。
苦しい試合内容だったと思うが、いい内容だったと思う。
結果はPK戦での敗戦。
オシムなら見ないでロッカールームに引き上げたことだろう。
残念だ。
中学生の場合、(高校生もそうだが)全国で優勝しない限りは必ずどこかで負けて終わる。
負けるということを避けて通ることはできない。
もしかしたらどのように負けるかということも大切なのかもしれない。
顧問の先生の
「負けるにしても、いい形での終わりかもしれない」
という言葉にも納得できるところが多い。
まだまだ育成年代。
内容的には負けていない、けど悔しい負け方。
悔いが残るはず。
そんな負けが次への糧になる。
今回の敗戦が、選手としてマイナスではなくプラスになるものと期待している。
選手としてだけではなく、人間としても今後の成長につながる、そんな敗戦であってほしい。
まだまだ、先は長い。

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