土曜日に4年生から6年生までつれて地元の中学校のサッカー部の練習に参加させてもらった。
以前も書いたが、部活動とクラブチームでの一番の違い、やはり指導者、コーチが常についている事ができるかどうか、それに尽きると思う。
参加させてもらって、以前も何度かお邪魔しては多少口出しさせてもらって入るが、やはりクラブチームの練習内容に比べると練習の効率であったり、トレーニングの目的であったりが残念ながら劣っている気がする。
ただ、言葉を返せば、クラブチームの選手は常に大人の管理、監視の下でのトレーニングになってしまうといった考え方もできる。
もし、部活に自分たちの力で問題解決することを求めた場合に、大人の力を頼らずに物事を成し遂げる、そういった部分で、よりレベルの高い事を求められるのではないか?
選手の皆さんにも、
「皆さんは、部活という場所で、クラブチームよりレベルの低い活動をしているのではない。むしろ、大人の監視が無い中で自分たちで物事を計画し問題を解決していかなければならないというレベルの高いものを求められている。技術の高さだけが活動の価値ではない。」
と伝えた。
これまでは、たまに行って、こちらの視点からたりなそうなトレーニングをしてみたりしていたが、今後はすこし違った方法で協力していきたい。
チームのリーダーや、上級生たちが自分たちのチームに足りないものをきちんと見つめ、そのためにどんな事をすれば解決できるのか。
「なぜ?」を3回くらい繰り返す習慣を何とかつけることができないか?
そのために力が必要ならばいつでも惜しまないつもりでいる。
顧問の先生とも相談して、大人の力を借りないスタイルの確立をしていけたらいいのだが。
それができたときに、技術以上に人間として成長できる気がする。
学校で行う部活動の本質はそこにあるのではないだろうか。

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