先日のときめきリーグフットサルリーグ最終戦。
富曽亀FCさんとのゲームでの残念だった事。
会場設営とかの事前準備に時間がかかりすぎる、これは私たちのチームの今年度はじめからの課題。
今回もフットサルゴールをひとつ組み立てるに20分くらいかかってしまった。
17名でフットサルゴールひとつ組み立てるのに(一組ではなく、ひとつである)20分はかかりすぎ!
しかもこのフットサルゴールは私たちのチームの持ち物。相手チームの富曽亀FC選手の皆さんは5分くらいで組み立て終わった。
率先して動く人間がいない、支持を出せない、自分は無関係だと思う、見てみぬふりをする、こんなところが原因だろうか。
時間がかかっても手を貸さない。(あまりにも手際が悪すぎるので岡村コーチは業を煮やしてすこし指示を出してしまいましたが。)
チームの方針であるが、今回は相手チームについに迷惑をかけてしまった。
試合開始時間の7時になっても準備が終わらない。ゴールの組み立てにあまりにも時間をかけすぎ、ユニフォームに着替えているうちに7時になってしまった。
5分遅れでキックオフをするということで了承してもらった。
当然アップをする時間など無い。自業自得である。
相手のチームのコーチに「怪我をすると悪いから急いでアップだけはしなさい」と温かい言葉をかけていただいたが、選手は恥ずかしい事だと言う自覚がほしいものだ。
この結果、もし怪我をしたならそれは自分の責任である。
できることをやらずに、自分から行動できずにアップの時間が無くなり、ゲームに臨まなければならない。
怪我をする事で、痛い目にあうことで大切なことが身につくのであれば、もしかしたら怪我をしてもしょうがないのではないかと思うのはスポーツの指導者として失格かもしれない。
サッカーの技術、試合運びなどは確実に進歩した。ただ残念ながら事前の作業を時間までに行う、せっかく対戦してくれる相手チームに時間を守らない、準備が終わっていないと言った迷惑をかけない、そのあたりの意識がいまだに希薄である事は非常に残念である。
これは、こちら側の指導力不足も多いことは否めない。なにが大切かということがうまく伝わらなかった。
今回も、大人が手を貸せば遅くとも10分あれば準備はできた。
けど、そうやって結果的に大人の手を借りてうまく行っても何も学べない。
もしかしたら、苦しくなったら誰かが助けてくれると言った意識があるのかもしれない。
今回のことで、もしかしたらすこしだけ何か学び取った選手がいるかもしれない。ゲーム後の練習でも実は行動に変化が無かったので、多少強い口調になってしまったが改めて思いを伝えた。
変化を期待したい。
怪我をしないと言う事よりも大切なこと、スポーツの指導者としてはそぐわない考え方かもしれない。もしかしたらこれを読まれた御父兄から非難の声が上がるかもしれない。
けど、サッカーのその先にある人としての大切なものを少しでも学んでほしい。そう思ってやっている。
人を育てるためにやっているのであって、サッカー選手という商品を作っているのではない。
その気持ちに揺らぐ事はない。
それだけは自信を持っていえる。

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