午前中、地元の中学校の練習のお手伝いに行ってきた。
今月始めのフェスティバルの際にちょっとゲームを見た感じでは何を見てどういった判断をするのかがよくわかっていない選手が多い気がした。
たとえば基本的な部分で、相手が自分の右側からボールを奪いに来ているときに右利きだから右足でボールをコントロールしようとして奪われる。相手から遠いほうの足でといった判断を忘れてプレーしている事が多い。頭ではわかっている事が流れの中できちんと判断できない、そんな感じがした。
とりあえずミニゲームで色々な制限をつけて判断の選択肢を狭めてやってみる。
徐々に対応できてくるところを見ると技術的に十分とはいえないもののできそうな気がする。練習で意識的にこういったトレーニングを取り入れて行くと改善できそうな気がする。公立中学校の部活動は、継続するといった事を自分たちできちんとやれば、クラブチームよりも意思の疎通もとりやすいし、時間的にも有利である。
通常、練習後にクールダウンが必要だが、公立中学校って、みんな歩きか自転車通学。
部活に来るだけでウォーミングアップになり(特にこの学校は山の上なので非常に良いアップになる)下校が立派なクールダウンになる。
もしかしたらこんな良い環境他にないかもしれない。
顧問の先生がその競技の専門ではないことは部活動である以上当たり前のこととして受け入れなければならない。であれば、質の高いトレーニング、その情報をきちんと得る事のできるシステムの確立が地域としての勤めかもしれない。そんな気がします。

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