カーグラフィックTVでブガッティ・ヴェイロンの特集をやっていた。
フォルクスワーゲングループになったブガッティが「世界一」の性能を目指してお金に糸目をつけずに作った車。
W型16気筒8000cc4ターボ!1001馬力!!
0→400加速は9秒台、最高速は400km/h以上!!!
しかもオートマチックで運転も楽?室内もこのての車としては静か。普通に車内で会話ができるらしい。
はっきり行って車に興味の無い人にはどうでもいい数字、けどすごい車。
ポルシェともフェラーリともランボルギーニとも違うボディスタイルもブガッティの意気込みやこだわりを感じる事ができる。

こういった、メーカーの妥協の無いこだわりの車、大好きです。
ただ、テレビのコメントを聞いて自動車評論家はやはり違うと思ったコメント。
「GT-Rの加速が小学生に感じられた」
これは普通のコメント。
「私たちが車に求めるものを全て詰め込んだら理想の車になったかというと、実はそうならなかった」
ハイパワー、優れた足回り、それでいて運転しやすく室内も快適。
確かに全てを満たしているかもしれないが魅力があるかというとそれは別とのコメント。
スポーツ選手の場合は全てを満たした選手ってなかなか見当たらない。
ただ、指導する事を考えたら「これから」がある選手のほうが魅力的かもしれない。
女性も男の人の求めるもの全てを満たした女性はもしかして魅力が無いのかも。
どうしてもパーフェクトを求めがちだが、少し考えさせられる。
もっとも2億円の車を基準に考えるのは対象が正しいのかどうか?
サッカー選手と車は違うのか?
個人的には単純な性格ですので全て満たしているもの、結構好きなんですけど。
完璧すぎて魅力が無い、そんな風に言われてみたいと思うのは、ヴェイロンを愛車にする以上に遠い夢・・・
77.2

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