先日仕事の関係でお酒を呑む機会がありました。
工場の機械のメンテナンスや改造をしてくださる方で年齢はかなり上の方なのですが(倍近いお年で、それでいて現役というのがすごい!)非常に考え方が若く、柔軟な考えをされる方で、しかも知識や経験の豊富なので一緒に飲んで非常に楽しい時間をすごせました。
自動車通勤をしていますので当然帰りは運転代行になります。
その日は寒波の影響もあり、道路も凍結!
しかも私の愛車はMAZDA RX-8!雪道や凍結路が苦手なFRの駆動方式。しかもロータリーエンジンは低速のトルクが細いため高いギアでの走行も基本的にはNG。
代行のドライバーさんが乗り込んだ瞬間、「マニュアルですね・・・」
凍結路で、マニュアルで、FRで・・・
新潟県の(長岡市の)自動車のスタンダードはいまや4WD又は、FFのオートマ!
田舎の雪道や凍結路は一度これに乗ったら戻れないって話をよく耳にします。
ほんの二十年ちょっと前までは、FRでマニュアルが当たり前だったのに!
昔は当たり前のことだったけど、今はすごく特別なことって身の回りに結構存在します。便利になったのはありがたいのですがそれによって失ったもの結構あるような気がします。
子供の遊びもそう。
面白いゲームがたくさん出た結果、外で遊ぶ時間が少なくなってきて、学校、スポーツクラブ意外で体を動かす機会がなくなってきている。
その結果、我々の常識では当たり前の体の動きができない子供が増えてきている気がします。
最近、練習の中でコーディネーショントレーニングに費やす時間が増えてきています。
サッカーのための特別な技術は、サッカーのクラブである以上は当然必要ですが日常生活を送る上で危険な場面を回避できるからだの使い方など、昔だったら遊びの中で当たり前に身についていたことの必要性も感じます。
サッカーの練習だけで身についてくれればいいのですが、なかなかそうも行かないケースがあります。
ただ、身のこなしとか、そういったことにこだわりすぎると肝心のサッカーの練習時間が短くなってしまう、その辺が悩みの種ですが・・・
理想と現実、どちらをとるか悩んでいる指導者の方多いんじゃないでしょうか。
できる限り理想に近づきたいと思うのですが。パソコンのCMのように、自分をダビングできたらと思うのは現実逃避?
81.9

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