サッカーに限らずチームスポーツ、スポーツに限らず団体行動する場面では必ずあること。
立場が上の人間(立場が上とは、年齢だけでなくサッカーにおいては上手い下手など、結果に直結してくることで有利な立場にある人ですね)が、下の人間に厳しいことを言う。正当な意見のときもあるし、そうでないときもある。
正当な意見でも、表現方法に問題がある場合とそうでない場合がある。
我々、大人の社会でも当たり前に起こりうること、立場の上の人間がえらそうに意見する、自分の不備をかえりみず弱い立場の人間を悪者にしてどなりつける。
確かに人間って不条理なことを押し通せる事が偉いみたいな感覚があり、偉そうに文句を言っているとなんだか偉くなった気持ちになるところも否定できない気がします。
指導者の立場にある人間ももしかするとついつい、偉そうなことを言ったりすることもあるので文句ばかり言っている子供の姿を見て反省しつつも・・・
最近ちょっと目に余るところもあったので、練習終了後に少しその辺のお話をさせていただきました。
みんなわかったのかな?
サッカーの指導をしていてこんな事言うのっておかしいかもしれないけど、
「サッカーが上手いことって、そんなに偉いのかな?」
サッカーが他人より少し上手いって言うだけで他人に自分のミスをなすりつけたり、傷つけるような表現をする権利ってあるんだろうか?
もし「上手けりゃ、威張ってもいいじゃん!」そう思っている選手がいたら、その選手は将来きっと立派な選手になることはできないと思う。
サッカーは、チームメイトをリスペクト(尊敬)し、対戦相手をリスペクトし、ゲームそのものをリスペクトしなければならないスポーツです。
チームメイトをリスペクトするって、そんなに難しくないと思います。いつも一緒に練習している仲間の気持ちを考えてあげること、お互いに助け合うこと、そんな当たり前のことをするだけで充分です。
チームの中のこと、チームを指導する人間としてそういう状況になったことを反省しつつも自分の日頃の言動も改めて振り返って見る必要性も感じました。結構、会社じゃあきつい言い方しているときが多いよなぁ。しかも偉そうに・・・子供って結構大人のそういったところを見抜いているのかも。

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