連休で、田植えはまだ始まらないということで、部屋のお掃除。
あの中越大震災で傷んだ我が家、外回りや1階部分は終わっているものの2階は震災当時そのまま…昔ながらの塗りの壁がひび割れだらけで砂っぽいのなんの。
やっと大工さんの都合がつきそうなので奥さんに尻をたたかれながらもお掃除。
そこで出てきたのが、古いビデオテープ。ワールドカップフランス大会は、全部撮ってあったし、その前のアメリカ大会もほとんど!地震後、存在すら忘れていました。今のDVDと違ってビデオテープってはっきりいって場所をとり、邪魔になっています。
残念ながら、一部を残して泣く泣く処分することに。
そんな大量のビデオテープ、サッカーだけではなく格闘技関係(プロレス?)も数多く!!
UWFだったり、リングスだったり、UWFインターなんてのもあったり。リングスなんかはWOW・WOWで放送したものを、はじめのうちはほとんど録画していたものだからとんでもない数で、はっきり言って一時期、奥さんの目の敵状態でした。
ついつい1本ためしに再生してみると、懐かしい顔ぶれが数多く!(92年の8月の放送)
プロ緒戦の角田信明対西良典!佐竹正明対ロブ・カーマン!!そのほかにも、今全日本プロレスでがんばっている長井満也、新日本で中堅の成瀬昌由、クリスドールマンとかヘルマンレンティング、ディックフライ、ヴォルク・ハンなんていう今にしてみるとすごい顔ぶれで!!!
メインが前田日明対アンドレィコピロフといった、これもある意味マニアックなカードで。
今の総合格闘技の基礎を作ったといった部分では非常に面白い試合が数多く、久しぶりの堪能といったところでしょうか。
今の総合格闘技と一番違うのは、逃げ場所(ロープエスケープ)があるといったところでしょうか。現在のプライド、UFC当のルールは、逃げ場所が無いためまず負けない戦い方が目立ちます。
リングスルールではリング中央とロープ際で、ロープエスケープがあるため戦い方に違いがあります。
ルールですからどちらが良いとか悪いとかはありませんが、ダウンやロープエスケープでポイントが明確にわかり、それによって戦い方や場所が変わるといったルールはサッカーをやっているものにとって今にして思うと親しみやすいルールですね。
5月3日のアルビレディース対日テレベレーザのゲームもある意味、逃げること、逃げ場所をきちんと準備することによって勝ち点を奪うといった戦いに見えました。(最近は、リトリート:退却なんて言葉がサッカーで結構使われるようになりましたね)
逃げるっていうと、あんまりいいイメージがありませんが逃げ道を準備していることによってより積極的になれることって実は多いような気がします。仕事だったり、サッカーの指導だったり、相手に逃げ道を残しておいてあげるってこともあわせて大切なんではないかと古いビデオを見ながら感じた一日でした。(ちょっとこじつけだったかな?)
ビデオなんか見ていると掃除が終わらない・・・

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