土曜日は大雪にもかかわらず買い物など出かけてしまいました。これが悪夢の始まりとは...(写真を撮る余裕が全く無く長文ですみません)
出発のため周りの雪をよけてエンジンをかけるとパワステのチェックランプが点きっぱなしです。ということでパワステが死にました。今日はなんか不吉な予感が。雪は徐々に激しくなってきました。気合を入れて出発。
わき道を入るとMR2は簡単にスタックしてしまうのでなるべく大きな通りを渋滞にもめげず走っていました。相変わらず雪は降り続いています。
走っていてフロントガラスに雪が積もってワイパーが効かなくなるのは今シーズンは初めてです。今のところ大きい通りは走れます。なるべく早く帰らなきゃ。
夕方になってさらに雪は降り積もっています。段々走りにくくなってきました。と、TUTAYAにチームロータス50周年記念のレンタルDVDがあったのを思い出し、よりみち。途中渋滞にはまりながらすでに真っ暗になっていました。
なんとか無事借りることができ、さらにコミック「カウンタック 11」が出ているのを思い出してそれもGET。

帰りにうどんが食べたくなり、「かがわ軒」へ。本日はぶっかけ冷やし大。さすがにこの雪でお客さんは他には誰もいません。駐車場のロードヒーティングも解けきれずザクザク雪で少しスタック状態。けっこう雪積もってるな〜、早く帰ろっと。
大きな通りはとりあえず走れます。でも車線の真ん中には20cmくらいの分離帯?!ができています。なんか不安になってきました。明日はどこにも出れないかもと途中でいろいろ買い込んで、いよいよ最大の難関の丘の上への道に入ります。
入り込んですぐにMR2のお腹がガサガサいってお尻が振り出して途中で止まるかもと不安になったらやっぱりダメでした。しかも止まったら最後、前にも後ろにも動けません。ガ〜ン。
すこしウニウニやってたら近くにいた人が押してくれてとりあえず進み始めました。そのまま勢いをつけてカーブを曲がろうとしたそのとき前からクルマのライトの気配が。パッシングを繰り返して勢いつけたままカーブを曲がるとそこに4WDのミニバンがこちらに進んできます。パッシングするも止まる気配なし。仕方なく止まるとミニバンは何もなかったかのようにバックして別の道から行っちゃいました。残されたのはうんともすんとも進めなくなったMR2。さあ、大変です。家まで20mですがもうどうすることもできません。とりあえず車の周りの雪をかいてなんとか出ようとするも全然歯が立たず。
でも世の中捨てたもんじゃありませんね。すこしはなれたところで雪かきをしていた親子2人が押してくれるとのこと。雪をかきながら一進一退を繰り返しながら少し広いところまできました。ココからは一気に10m先の我が家へいくために自宅からママさんダンプを持ってきて道路の除雪をしてなんとかいけそうな感じ。2人にお礼を言って気合一発(気合空回りしない程度に)なんとか家まで帰ってきました。頭が氷でバキバキになりながら、近所で遭難しそうになりながら、息も絶え絶え、奇跡の生還を果たしました。
毎年スタックしてもなんとか自力で脱出できていたのですがさすがに今回はダメでした。今回ほど4WDに乗り換えたいと思ったことはありません。っていうかこんな丘の上で冬にMR2なんか乗ってること自体おかしいんですが。
助けてくれた方々、本当にありがとうございました。

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