先日のムルシエラゴLP640の北海道上陸レポートをお伝えしましたが、走ってる姿、音、を確かめに行ってきました。場所がサーキットなので思う存分走る姿を堪能できます。

まず、走ってる姿はカラーがブラックということもあり、威圧感満点で後ろに着かれた日にはすぐに道を開けます。そのあとは後ろに着いて追っかけ少年になっちゃいます。道路幅ぎりぎりのワイドボディでこのまま空を飛んでいきそうです。
音は、マフラーがまだノーマルなこともありとてもジェントル、とは言え、上まで回した時のサウンドはフェラーリとはまた違った官能的な猛牛12頭の咆哮がすばらしいです。

と突然のサプライズが。オーナーさんからのお誘いで猛牛の内部に潜入することができました。外からの極悪猛牛な姿からはまた違った高級サルーンのような上質なインテリアですばらしいです。ところが走り出して圧倒されるのはやはりお尻のあたりからの猛牛12頭の咆哮。荒々しく、それでいて官能的な響き。もう昇天してしまいそうな、いや、昇天しちゃいました。加速もすごいですがブレーキがそれを上回っていて全開からのブレーキングもガツンと減速できます。コーナー手前でオーバースピードかと思ったのもつかの間、しっかり速度が落ちてしまいます。

そしてサウンドといえば、歴代フェラーリの中でも最高との賞賛を浴びている355です。しかもこの355はMSレーシングのマフラーでサーキットでの全開走行はまさにF1。そこでセカンドサプライズ。こちらにも乗せていただきました。外で聞くサウンドも最高ですが、中で聞くそれはどこまでも踏んできたくなるような天を突き抜ける高音。もうそれだけで十分と思えるほどの幸福感。その上、オーナーさんはここのサーキットは走り慣れてることもあり、しっかり全開にしてくれました。355恐るべしという速さでミッドシップらしい限界の高さもあり、高いコーナリングスピードです。コーナーを抜けたあとの立ち上がり加速はその音とともに最高でした。
乗せていただいたオーナーさん、ありがとうございました。おかげで昨晩はうなされました(笑)。朝起きたときの布団の乱れようから、寝ていてもジタバタしていたみたいです。それにしても何度も言ってますが、はっきり言ってやばいです。見てるだけならまだしも、乗ってしまうともうこの病気からは抜け出すことはできません。今年の夏は暑いのではなく熱すぎます。このあともまだまだこの熱さは続きそうで、もうクラクラしちゃいます。

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