昨年の7月末から、およそ半年間に渡り製作してきた 1/48scale VF-171 Nightmare plus。昨日ようやくロールアウトの運びと相成りました。
当初は平面だらけで作りやすかろうと安易に選定した機体なのですが、調べれば調べるほど微妙な曲線と意味不明な段差構造で形成されている事が分かり、独特の色気を可能な限り損なわないよう3Dデータを苦労して構築したのが懐かしく思い起こされます。苦労の痕跡はきわめて難解な紙工作プロセスとして皆様にもガッツリお伝えできたものと自負しております。いや、ホント申し訳ございません

以下、とりとめのない独言とともに完成画像の紹介させて頂きたいと存じます。
この機体、見るアングルによって印象が少々ことなります。特にカメラのフレームに入れることでその傾向が顕在化するようです。思い通りの絵を撮るために何回か撮り直ししてしまいました。やっぱ二次ではなく、三次だよなぁと思わせる機体です。
光源は太陽光オンリーです。多少自虐的ですが、雑な部分がくっきり目立って良いですね。
少々夕日っぽく写ってますが、カメラおまかせ設定で撮影してる影響だと思います(撮影スキルが無いので)。色見が白っぽいのはマット紙を使っているためです。実際はもう少し濃い目の灰青緑色?ですね。
■前上方から
■後上方から
■正面上方より
左右のゆがみが良く分かります^^;
真正面からは怖くて撮影できません。
■裏面から
個人的には、もう少しゴチャゴチャ感が欲しかったかのですが、ガンポッドは一般機に搭載している絵がなかったので、脚部に収納していると判断して取り付けていません。アーマードだと追加装甲に干渉して収納できないみたいなので脚部に懸下されてますね。ガンポッドを取り付けるかどうかは皆さんの好みで判断して下さい。
■前側面から
薄さに拘ってみました。
■側面から
まずまずの仕上がりです。ミサイルも主翼も概ね(←重要)平行に付いてますね。
■翼を前から
ゆがんでますぅぅ
■腕部
明らかに展開をしくじったおかげで不要な分割線が目立ちます。目的不明の長円状のふくらみ(増槽ですか?)はテキストにせず敢えて立体化しました。面倒でしたが良いアクセントになってます。
■背面
機種背面の立体構造をどうするか悩みましたが、どうしても機首尾部が上手く仕上がらないため設定重視で立体化してみました。製作次に悩まれた方が多いかもしれませんが、青い線の部分は赤い線よりも低く、凹んだ構造となっています。
■インテーク周り
ここも超絶めんどくさかった所です。インテークの二段構造と肩口の意味不明な段差。
テクスチャにすべきだったか、答は出ていません。
■スラストリバーサリングとエンジンナセル接着部
敢えて晒しておきます。脚部のズレを誤魔化すためにスラストリバーサリングの取り付けを調整した結果、それなりの隙間が生じています
。が、ご安心ください。この部位は真っ黒なので普通に鑑賞する限りでは、この隙間は全く気になりません。
■ついでなのでYF-29も収納棚から引っ張り出してきました。
■2機並べるとまたイイ感じですなぁ
■YF-29に負けず劣らず迫力ある機体です
■全長比較
こうして見ると小さく見えますが、設定上こんなモンです。
独特の機体形状は、うっかりすると亀の甲羅と見間違えます←ナイナイ
以上です
さて、次期製作機体については、往年のアノ名機に決定しました(リクエスト頂いた皆様ありがとうございました)。資料は完璧にそろっているので、早速3Dデータの編集に入ろうと思います。今度こそは作り易い機体にしたいものです^^;
さらに勢い(調子)に乗って、その次の機体まで選定終わりました。こちらはこれから資料収集となりますので平行してボチボチ進めていこうと考えてます。
以上、長々とお付き合いありがとうございました。今後とも当ブログをご贔屓のほど、よろしくお願い致します。
VF-171 YF-29 papercraft AIF-9V YF-30 VF-1 strike valkyrie macross ペパクラ 6角大王 ペパクラデザイナー ナイトメアプラス マクロス ペーパークラフト

28